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2008年2月より2009年10月まで1年9ヶ月もの長期間、不動車と化していたがガソリンは腐らなかった。もっとも正規の品質を保っていたかどうかはわからないが、エンジンがかからないような状態にはならなかった。
ガソリンタンクも5〜10リットルほどしか入っていなかったが、タンク内はピカピカでサビ等まったく出ていないようだったし、タンク内のガソリン自体も異様に鼻にくるといわれるような異臭もせず普通のガソリン臭だった。またワニス状物質で詰まると噂される燃料ライン内もポンプ前後、フィルター前、リターンと各所外してチェックしてみたが詰まりもなく問題なし。
ネットでは1年もおくとタンクは錆びてまっか、ガソリンは腐りワニス状物質が発生し燃料ラインはどろどろという話がやたらと目についたが、どうもバイクに多いようだ。クルマでも同様のケースはみつかったが圧倒的に少ない。
なぜクルマの不動車おこしの話が少ないか、ちょっとした軒先でおいておけるバイクと異なり、クルマの場合、駐車場や車検、税金といった事の関係から1年も2年も放っておけるような条件がそろうことがあまりないようなので、長期不動車のエンジン再始動に関する話が自ずと少なくなる。
バイクの場合は不動車となるとまともにスタンド状態にあるケースの方が少なく、こけた状態にあったり、それこそ草ムラの中にあったりと放置された状態があまりに悪いことが「ガソリン腐る伝説」の理由の一つなんじゃないだろうか。思うにクルマの場合は車両の保管環境がそうそう悪くなければ、1年半くらいでエンジンがかからなくなる程ひどい状況にはならないのではないかと思う。実際私のクルマの場合がそうだったわけだし。
クルマいじりしていると、一度は自分のクルマのエンジンにも使ってみたいと憧れることもあるアールズのステンメッシュホースだが、ようはただのNBR(ニトリルゴム)のホースをステンレスメッシュでくるんであるだけのものである。アールズ製品の通販で有名なキノクニのカタログ等ではナイトリールゴムと記載があるがNBR(ニトリルゴム)と同一である。要はニトロと呼ぶかナイトロと呼ぶかの違いみたいなものだ。
なんでこんな地味なテーマをとりあげたかというと、パワステホースを汎用高圧ホースで代用修理しようとした際に、問い合わせた内の数件の高圧ホース屋さんから知らされたことなのだが、一般のNBR(ニトリルゴム)のホースを自動車のパワステラインとして代用することを断るようにとメーカーから指導があるらしいのだ。理由としてはパワステオイルは一般の鉱物系作動油とは異なるからということらしいが、パワステフルードに関する情報も薄くて詳細はわからない。
もっとも純正のパワステラインに採用されるホースは一般建設機械に利用される高圧ホースに比べ耐振動、耐脈動性等の多くの点で優れたものであるらしいので、一般のNBR(ニトリルゴム)のホースを自動車のパワステラインとして代用しても問題ないよとは言えないわけなのでメーカーや販売会社としては、そう答えるのはもっともなことだと思う。
さて、じゃNBR(ニトリルゴム)のホースってだめなのかというと、一概には言えないがアクリロニトリルの含有量で向き不向きって言うのがあるようだ。NBR(ニトリルゴム)はブタジエンとアクリロニトリルからできていて、含まれるアクルロニトリルの量により特性が決まる。おおまかにいうとアクリロニトリル量が多い程に耐油性は高くなるが、それに反比例して柔軟性は低くなるということだそうだ。
そう考えると、外身はかっこいいアールズのステンメッシュホースだが、中身はただのNBR(ニトリルゴム)なので、使われているNBR(ニトリルゴム)のレベルによっては、なんだアールズのホースってだめじゃんみたいな結論になるかもしれない。

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Z10系ソアラのリアのトー調整はリアサスペンションメンバーにブッシュを介して取付けられるセミトレーリングアームの角度をアームのブッシュの偏芯ボルトを調整することによって行うが、リアサスペンションメンバー側にある偏芯ボルトの壁となる部分が経年変化や無理な調整等で倒れ込んでしまい調整不可能となってしまっている場合が多い。私のようにリアに太いタイヤをはかせていたりする場合はなおさらである。倒れ込んでいるのはわかってはいたが、この先回したらどうなるのかなぁとレンチでグリンと回したあとにカメラを構えて真正面に行ったらみたらこの有様である。これではトー調整不能なのでいくらか状態の良い反対側のトー調整で帳尻を合わせなくてはいけなくなった。
この年代のクルマ特有のものかと思ったがそうでもないようで、JZA70スープラなどでも同様の報告があった。もっとも新しめのクルマであれば部品交換で済むが、Z10系ソアラのようにもはや新品部品の入手が出来ない場合はそう簡単にはいかない。というわけで、この壁となる部分を倒れ込まないように補強してあげることにした。

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