REPORT > ツールの考察

リジットラックとフロアジャッキ


リジットラックはとにかくしっかりしたものを使いたい。最近新しくしたのが3トンOKのリジットラック。オークション購入でノーブランドだが、かぎりなく国産のリキマエダのリジットラックっぽい。付属のゴムマウントもビスで留められていてしっかりしている。あとつけのゴムマウントだけというのもアストロプロダクツとかにいけば売っているが、どうしても車体を降ろしラックにのせた際にぐにゅっとなってはずれそうになるのだが、このタイプはそういった心配がないのが良い。
また最低位がはなから370cmほどあるのも良い、最低位が低いリジットラックでは、かなり伸ばしたところにピンを刺してつかわなければならず何となく安定感に欠け見た目にもちょっと不安だから、はなからピン刺しなしで高い位置で使えるというのがありがたいのだ。思うのだが、実際クルマの下に潜る際に寝板に転がって作業すると思うが、最低40cmはジャッキアップしないと寝板に転がっての作業は無理だと思う。
またタイヤ交換等でも横着してタイヤが少し浮く程度の高さでラックをかけたりすると、逆に体制が中途半端で力が入らずに腰に負担をかけてしまったりということがあるので、私はタイヤ交換程度でも40cm程の高さに上げて使うようにしている。
リジットラックにはアルミのもの,折りたたみ式のもの、ラチェット式のものなど色々あり、値段も2個で2000円とかのもあるが、一番ケチってはいけないツールだと思う。国産のリキマエダのリジットラックなんかがお勧めである。アストロプロダクツの3トンのラックもしっかりしてるが、最低位と最高位が2トンのラックとさして変わらないのがちょっとなところである。

フロアジャッキもしっかりしたものが望ましいが、こればかりは値段もピンキリだけれども、リジットラックの高さと合わせて検討しないと、欲しい高さ迄上げる事が出来ないという事になるので注意。私が使っているのはワールドインポートツールスで随分前に買った2.25トン対応のものですが、結構上がってくれるしトラブルもこれまでない。
ほんとはもうひとつマサダのジャッキなんかが欲しいところなのだが、今使っているジャッキは持ち上げて移動させることができる重量なので、そういう点でも満足している。クルマの周りが余裕を持ってコンクリートがうってあるガレージでないと、大きなフロアジャッキはとりまわせないし、あまりに重たいと持ち上げて移動させることもできないからである。
時折ネットとか雑誌とかでパンダジャッキを両側にかけて器用に上げているのを見かけるけど、よく怖くないなぁと寒気すらする。それと、これもよく見かけるが、フロアジャッキを作業中に車体にかけたままというのは絶対におすすめしない。一見3点支持の方がしっかりしてそうだし、サスペンション部品の交換等でリジットラックとフロアジャッキの3点支持で使わなければならない状況もあるのだが、そうでない場合は車体をリジットラックにのせた後は、フロアジャッキは車体から離した位置に移動させ、最低位迄降ろしてすぐに使えるようにしている。
なぜかというと万が一リジットラックが外れ、クルマの下敷きになった際に、フロアジャッキも自分と一緒に下敷きになっていては誰も助けようがないからである。

最後に、リアだけジャッキアップする際にはフロントタイヤの輪留めも忘れずに、私のガレージは水はけ対策にフロント側がほんの少しほんとに微妙に傾斜がついているが、輪留めをしないでフロアジャッキをかけると、ほんとのちょっぴりの傾斜でズルズルっとフロアジャッキを動かしている最中に、フロアジャッキのローラーを足にしてクルマが動きだしてしまうのだ。実際、私はこれをやってしまい「あら、あら、あらららら〜」と、幸いタイヤがついたままだったので我にかえってジャッキを降ろし事なきをえたが、ビビった。輪留めはゴム製のこういうのがサイズも大きめでおすすめ。折りたたみ式でなく三角なところがいいのです。

AP 輪止め

リジッドラック

フロアジャッキ

最近見つけたんですが、宅配タイヤ太郎といって自宅ガレージまで出張してタイヤ交換してくれるところもあるようです。

宅配タイヤ太郎
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