Archives
You are currently viewing archive for September 2005始動不良
アイドリング異常修理完結
アイドリング3000回転+2500~1500回転域でのハンチング、おまけに不定期に症状が出るという、ネットでもほとんどみかけないほどひどい状況だったため、非常に手間取ってしまった。
ただ、点火時期と燃料の関係でアイドリングのスロットル全閉状態で3000回転にまでエンジンが回ってしまうなど、そう補正されるよう信号を送ってしまう各センサーの重要性を理解できたことが今回のトラブルでの収穫。
クランクポジションセンサーが気になる
そして思い出したのは、O2センサーのコネクタやハーネスをいじった直後にアイドリング3000回転+ハンチングの症状がでなくなったことが多いこと。で、配線艤装図やO2センサーのコネクタやハーネス付近を思い出したのだが、O2センサーのハーネスとクランクポジションセンサーのハーネスが共に束ねられているということだ。今まで現れる症状からO2センサーにのみ注目していたが、実際ハーネスをいじることで一緒にクランクポジションセンサーのハーネスもつられて動いていたはず、このハーネスをいじることで接触非接触と状況が変わっていたのは、実はクランクポジションセンサーのハーネス、コネクタなのではないのかということだ。
とにかく路上ストップの原因は燃料カット。燃料カットをするのはブーストが異常にあがった場合(もしくはそうと検出された場合)、イグナイタからの点火確認信号(IGf)が規定数入力されない場合、となると前者の場合ターボプレッシャーセンサー、後者だとイグナイタとなるが、ECUはクランクポジションセンサー、カムポジションセンサー、ターボプレッシャーセンサーからの情報によりイグナイタに点火信号を出す。ターボプレッシャーセンサーの線は交換で変化がないのでパス。ダイアグノーシスのコード12、13、14と、O2センサーのハーネスに手を入れるとということからクランクポジションセンサーが断線しかかって、これまでときたまにしか燃料カットが入らなかったのが、ここでやたらとこのハーネスを右に左に上下にといじってしまい、クランクポジションセンサーのハーネスもしくはセンサー内部をさらに状況悪化させているのではないかと考えた。
またも路上ストップ。ローダーで運ばれる
路上でストップし、500m押して帰った
部品交換の翌日、さて、どうだぁとエンジンをかけたが、また3000回転アイドリングとハンチングで始まり、またこれかよとあきらめかけ一旦エンジンを停止、O2センサーのコネクタをまた外したりつけたり、そのハーネスをいじってみたりして、エンジン始動、変わらない、でコネクタをつけエンジンを始動すると、直ってる、普通にアイドリングしはじめ、やがて規定の690回転をほぼキープし始めた。走り出してみると、実に調子がよく感じ、そのまま西湘バイパスへ、国府津パーキングまでいい感じで回した。ひと休みしエンジン始動、ここまで全く問題ない。ここまでは。
さて、始動時はおかしかったがまぁよしかとおもい、パーキングをでてしばらく軽めに踏んでいくと、回転域はよく覚えていないが、いきなりガクガクし、タコメーターの針が跳ね回った。なんどか同じような現象がすこしでてはいたが小田原まで流し、一般道におりすこしいくと、3000回転付近でからだが前につんのめるようなガックンガックン、タコメーター針跳ねがなんどもでるようになった。これはまずいなと西湘バイパスにはもどらず、一般道で戻ることにした。途中信号停止とあわせるようにエンジンストールが2度ほどあったがすぐに始動し、同様の回転域でガックンガックンしながらも大磯までもどった、が、そこで再度のエンジンストール、今度はばっちりとかぶってしまったらしく5〜10分ほど停止、そのごエンジンがかかり回転をあげないようにと2000回転ほどを狙って走るが、またガックンガックンがはじまるとともにエンジンストール。また5〜10分ほど停止、で始動、うちの近所まで戻ってきたところで再度のエンジンストール、だんだん走れる距離が短くなっているのに気づく。最後の始動からエンジンストールまではたったの5m。ここでなんだかんだと30分路上で停止。かぶりがどうにもとれずにあきらめてガレージまでの500mほどを押して帰ってきた。
アイドリング異常直ってねー
今日の始動時はアイドリングが500回転ほどと低く、最初の信号待ちでストールした。次第にアイドリングはもどったが、次第に800回転ほどと高くなった。この症状は以前にも出ている。
走行は問題なくできたので厚木で所用をすませガレージまでもどり、一度燃圧を大気圧2.5に調整。その後小田原まで西湘バイパスをいくと小田原出口でのアイドリングは1000回転となっていた。その後所用をすませまた復路となるが、西湘バイパスをおり、スーパーで再始動したところ、アイドリングが1400回転となっていた。しかも信号待ちの間に1700回転ちょっとまであがってくる(信号待ちの度に再現性あり)始末で、ガレージに戻る前に一度エンジンを切ってみたが変化なくそのままガレージに戻った。
3000回転とか異常に高いアイドリングとハンチングこそでないが、一日のはじめのエンジン始動時にアイドリングが低いということはISCVが開いてない?、で高アイドルとなるのはISCVが開いて空気を入れてしまうからなんだろうか。適正アイドルをきめるのにISCVの開度のステップ位置を記憶するが、これが乗るたびに加算されていって、やがてアイドル3000回転、ハンチングなどにつながるのだろうか。センサーがおかしいのもあるんだろうけど、それだけじゃないみたいである。明日のエンジン始動でチェックしてみようと思う。やっぱりコネクタや配線をしっかりチェックすることやO2センサー交換とかが必要である。