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エンジンがかからないのでECUの端子電圧と導通を確認


前日の点火系統の検査でイグナイタとイグニッションコイルのそれぞれの電圧を測ったところ1V程しかなく、電源回路不良と判定されてしまったので、配線の導通とECUの端子電圧を点検することにする。
とりあえずECUの端子とボディアース間で導通チェック、コネクタW(16極)の16番を除きすべて導通あり。(16番は配線が端子より出ているがECU配線図をみるに1JZGTでは記載がなく使用しておらず、1GG系のGーで使用とある。)
ECUの端子電圧はECUコネクタの背面よりテスターピンを差し込み計測。
電源系が集中するECUコネクタT(22極)をみると、1:BT、2:BATT、3:IGSW、12:+B、13:M−RELの5つはIGN−ONですべて12.5Vで正常。
イグナイターに繋がるECUコネクタX(26極)の17:IGFがIGN−ONで5Vもあった、1.2V以下が正常のところなので問題あり。
インジェクターのBも、イグナイタのB+も、O2センサーのBもIGN−ONで1Vしかない。イグナイタのIGFは5Vで、ECUで測ったのと当然ながら同じ。イグナイタのGNDはボディ導通ありでアースOK。ついでにダイアグノーシスコネクタのB+を測ったがIGN−ONで1Vしかない。
これに対してISCVのコネクタ2と5のBは共にIGN−ONで12.5Vきちんとある。おまけで燃料ポンプも11Vあった。
なにが原因で各所のBが1Vに落ちてるのか。JZA70スープラの配線図をみながら調査開始。

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エンジンがかからないので点火系統を点検


セルは回るがエンジンがかからないのは燃料系統の問題かと思ったが、どうもことはもっと重大らしい。点火していないのだ。なんでこんなことにと思うが、まぁヒュージブルリンク切るようなこともしたわけだしと・・・。眺めてても進展しないのでみていくことにする。
ダイアグノーシスでは14と21、14は点火信号系統、21はO2センサーからだが、21についてはなにかにつけセットでついてくるのでほおっておく、問題は14のほう。イグナイタの4極コネクタを外し、右下のGNDとアース間で導通チェック、導通はある。次に右上のB端子とアース間で電圧チェック、基準値10〜14Vだが1Vほどしかない、「電源回路不良」の判定。最初テスターを30Vレンジでみたが、このレンジだと無反応に見えるのでさらにレンジを落として判別した始末。だいたいB端子なんだから、ないならないで0Vとなるのがありがたいのだが、なんだこの1Vというのは?。
がっくりきながらも次にダイレクトイグニッションコイルにつながるコネクタのプラス端子とアース間で電圧チェック、基準値10〜14Vだが1Vほどしかない。だめ押しの「電源回路不良」の判定である。電源回路不良ってなに?、つまりは電気がまわってないということか、他の燃料ポンプとかはいい感じなのに。なぜと思いながらSTACKメーターの電圧表示でみると12.5Vとなっている。いったいどこで電気止まっちゃってるんだろうかと思いながら今日はここまで。うちの中で考えることにする。

ガソリンタンクと燃料ラインの詰まりを点検


ヒュージブルリンクも交換し、さてエンジン始動をとキーをひねるのだがクランキングがむなしく続くばかりでいっこうにエンジンがかからない。燃料ポンプの音もしている。おかしい・・・。悲しい・・・。
プラグカバーを外し、ハーネスを外し、ダイレクトイグニッションを外してプラグを取り出してみるとプラグに燃料がきていた気配がない、まったくない。見た目にも乾燥しており頬につけても水分を感じない、匂いもほぼない。もう一度プラグを戻し、再度長くクランキングして、急いでプラグを外してみたのだが、やはり変わらずで燃料が来ている様子がない。ネットで見つかる長期不動車の再始動にまつわる話を見ると圧倒的に多いのがガソリンタンクとラインがサビで詰まっているというもの。2008年2月にエンジンを止めて1年半、これは噂通りガソリンタンクがサビでやられているか、燃料ラインがそれでつまっているのかもしれないと燃料系統を点検開始した。
まずはガソリンタンクを燃料ゲージをはずして目視点検、ネット上の噂とは異なり、ガソリンタンクの中は全くサビもなくきれい、バッフルプレート等ピカピカで、このタンクは新品ですか?というような様子である。
中身のガソリンも同様できつい異臭もなくいわゆるガソリンの匂いと色で、長期保存からくる変質は感じなかった。
ではどこで燃料がとまっているのかと燃料ポンプの前後、燃料フィルターの直前とここまで各所つまりなし、ラインを外し、外した先をガソリン携行缶に入れクランキング。こうしてチェックするがきれいに燃料が流れている。燃料フィルターの出口チェックはフィルターを外すのが面倒なのでここでは行わず、はしょってガソリンタンクそばのリターンホースを外してチェック、ここでも問題なく燃料がリターンされてきており、燃料ラインには詰まりがないことが確認できた。というか、はなからリターンだけ確認すればよかったのかと。
となるとプラグのところで燃料が確認できないとなるとインジェクターの問題となってしまう。ここで今日は途方に暮れて時間切れ、続きはまた後日。

ヒュージブルリンク交換


これがバッテリーターミナルに繋がる直近のヒュージブルリンク。部品共販で見せてもらった図とパーツリストではどうも1本化されてるようだったが、以前にディーラーさんにお願いしたエンジンスワップ配線の修理の際に手が入ったところで、純正状態とは異なり2分割されている。
そういえば、修理上がりの際に応急処置なのでここを交換してくださいと指示をもらった箇所だったことを思い出したのだが、そのときはバッテリーも繋がっていたのでどの配線のことをいっているのかよくわからず手を付けずに放っておいてしまったのだった。
さて外してテスターで導通チェックをしてみた結果がこれ、バッテリーのプラスターミナル直近につながる太い2スケアのヒュージブルリンクは導通がなく、切れているのがわかる。グニュンと曲がっている1スケアのほうや、ヒューズボックス内の2本のヒュージブルリンクは切れていなかった。

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オイル交換:トヨタ純正5W−30と冷却水交換


念願の再起動に向けてエンジンオイル及び冷却水の交換を行った。エンジンオイルはトヨタ純正キャッスル5W−30、冷却水はいつもと同じ薄めて使う安いLLC。オイルフィルターはそのまま再利用。サムサーラエンジンオイルのロングドレイン利用で問題なかったのだが、サムサーラの5L缶が廃止になり4L缶となってしまい、おまけになんか値段も高くなったので、なんかいいのないかなぁと思って入れたのがこのトヨタ純正オイル。近所のホームセンターで2540円とひっそりとバカ安で売られていた。ちなみにオートバックスでは千円高い。随分長く回してなかったのでフラッシング的な利用も考えての選択だが、走らせてみてさして問題なさそうなら、しばらくこれでいっちゃうかもしれない。1JZ純正は確か10W−30だったと思うけど、一度下が5Wのオイルを使って回りの軽さを知ってしまうともう10Wにはちょっと戻れなくなる。
それと、随分前に雑誌でみた、オイル注入口からエアダスターを使ってオイルライン系統に空気を吹き込んでやると、通常より多くオイルが抜けるというのをやってみたが本当だった。ひとしきりしずくもタレなくなったところでオイル注入口からエアダスターでプシューっとやったら、また残りのエンジンオイルがボタボターっとだらだら出始めた。ドレンの方をとりあえず締めて、今度はオイルフィルターのほうもと同様にやってみたが、こちらももう出ないだろうといったところからプシューッとやったらダラダラ出てきた。

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