ヒュージブルリンク交換
そういえば、修理上がりの際に応急処置なのでここを交換してくださいと指示をもらった箇所だったことを思い出したのだが、そのときはバッテリーも繋がっていたのでどの配線のことをいっているのかよくわからず手を付けずに放っておいてしまったのだった。
さて外してテスターで導通チェックをしてみた結果がこれ、バッテリーのプラスターミナル直近につながる太い2スケアのヒュージブルリンクは導通がなく、切れているのがわかる。グニュンと曲がっている1スケアのほうや、ヒューズボックス内の2本のヒュージブルリンクは切れていなかった。
左の2本が古い部品、今回交換したのが右の2本。グニュンと曲がっているのが1.0sq、まっすぐにしてあるのが2.0sqで、こちらの純正ヒュージブルリンクはすでに生産中止。ヒューズボックス内のヒュージブルリンクの0.3sqと1.0sqは在庫があった。
まぁおそらく生産中止だろうと予想して配線コムで注文しておいたのだが、入手できるヒュージブルリンク電線は1.0sqがなく純正より0.25sq線径が太くなってしまう。容量についてもずれがでてしまうため純正同格品を探したのだが見つからなかった。
配線コムでは日立製ヒュージブルリンク電線を扱っており0.5、0.85、1.25、2.0スケアの4種類がある。他所ではメーター売りで千円とかやっているのだが、いかんせん通常電線と異なり尺使うわけでもないので、太さの異なる電線を数種類ちょっとだけ買うという場合には送料を考えても配線コムになるのかなぁと思う。
交換もすんでOKといきたいところなのだが、ちょっと気になるのが線径と許容電流のことだ。
配線図の巻頭にあるワイヤーハーネスの線径と許容電流の表を見ると、0.3sq:8A、1.25sq:15A、2sq:20Aとなっている。これに対して日立製ヒュージブルリンク電線は、0.5sq:16A、1.25sq:26A、2sq:31Aと数値の差が大きいのだ。ヒュージブルリンク電線と一般ワイヤーハーネスとは線径と許容電流が異なるのだろうか。それとも、二十数年のうちに電線の技術向上でより細い線径でより大きな電流を許容できるようになったのだろうか?、もしそうなら純正当時のスケアによらない許容電流による選択でヒュージブルリンク電線を選ばないとクルマが燃えてしまう恐れもある。
電気に詳しい人に教えてもらいたい。
このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。