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Walbro(ウォルブロー)燃料ポンプGSL392・GSL391・GSL393


上の画像は左からGSL392、GSL391、GSL393のフローチャート。
GSL392は255L/H、GSL391及びGSL394は190L/H、GSL393は160L/Hの性能として紹介されているが、これまでのBOSCHの外付け(インラインタイプ)の燃料ポンプと比較する場合は少々注意する必要がある。というのもBOSCHは3.0k/42.66psi/12Vの時の吐出量を性能比較に使っているのに対し、Walbro(ウォルブロー)は40psi/13.5Vの時の吐出量を使っていると思われるので、吐出量だけみれば当然のこと40psi/13.5Vの時の方が吐出量が大きくなる。そこで吐出量比較をBOSCHと同時点で行うと、Walbro GSL392の吐出量は220Lとなる。もっともBOSCHの燃料ポンプが13.5Vかけた時に吐出量がどうなるのかというのは資料がないので計測時点を揃えたからと言って比較が正しいのかどうかはわからない。なお、GSL391の吐出量はGSL394に酷似しており、ポンプの販売サイトの多くはGSL393の上級グレードとしGSL394を190L/Hポンプとして販売しているが、GSL391のほうを190L/Hポンプとし販売しているところもある。どうもGSL391が最初のモデルで、次にでたのがGSL392、でGSL393、GSL394とリリースされたようだ。
ちなみに、JZZ30(ツインターボ1JZ)の燃料ポンプは125L/h、GZ10は80L/h。

Walbro(ウォルブロー)の吐出量、3.0k/42.66psi/12vの時

220L/h:GSL392
160L/h:GSL391及びGSL394
135L/h:GSL393

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