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リアスプリング及びショックアブソーバー交換:CRAFTZ 特注


リアスプリングは昨年末にCRAFTZ(クラフト)さんに特注したもので、これがやっと仕上がってきたので交換した。レートは10k、自由長は269mm、線径16.5mm、外径144mm、総巻き数5.05で、スプリングの応力はCRAFTZ(クラフト)さんによると中応力から低応力よりの設計とのことで、自由長についてはこれまで使っていたTBSのスプリングと車高変化が起きないように制作した。色も赤,青、黒と選べるが、何となく赤にしてみた。
ショックアブソーバーはKONIを検討したがユーロ高と納期の長さに断念し、KYBのクライムギア、随分とショックについてはコストを下げたなと思われるが車両重量を調べてそれなりに算段があってのこと、リアはAE86用で、フロントはAW11用リアショックアブソーバーを選んだ。フロントショックアブソーバーはボディサイズが345mmと短いためアッパーにYZ製の16mmスペーサーを入れて装着した。ついでにバンプラバーもYZ製のものに交換したが、これは材質がかなり硬いようでストッパー的な感じがするし長さもちょっと長過ぎるような気もする。
ロアスペーサーを使うプランも前日まで考えており、これまでのSW20用ショックアブソーバーとAW11用ショックアブソーバーを並べてあれこれやっていたのだが、SW20用使用時のストロークの無駄な長さが気になっていたこともあって、アッパースペーサーを使うショートストローク方式にした。

リアのAE86用ショックアブソーバーはそのまま装着するが、ホント言えばリアショックアブソーバーの上下のマウント部にウレタンブッシュを使おうと部品も用意していたのだが、ロアマウント部用のウレタンブッシュがどうにも入ってくれずに今回はあきらめた。プレスでもないとどうも入ってくれそうにない。万力を使って試みたが斜めになってしまいだめだった。
リア車高については色々調べた数値をもとにCRAFTZ(クラフト)さんにサイズ検討していただいただけのことはあり、サイズばっちりで車高の変化はなし。
で、ちょろっと町周りを周回し、ちょいと空いたストレートをぐぃっと踏んだだけだったのだが、なんかいいのだ、これが。トラクションのかかりが段違いにいい。制作価格は送料税込で2万2千円、この価格で思い通りの設定のスプリングが制作できるのだから、作らない手はないだろう。

なお、今回フロントのショックアブソーバー交換は、直巻きスプリング交換と同様にストラットをロアのステアリングナックルから外さずに行ってみた。リングナットのつけ外しに少し難儀したが、きちんとしたリングナットレンチでも使えばもっとスイスイできるだろうと思う。ただ、ストラットからショックアブソーバーを抜き出してしまうと、気をつけないとブレーキローターの重みでストラットが外側に倒れ込んでしまいそうになるので、何かをストッパーに用意しておかないといけない。それさえ気をつければこの方法が一番簡単かなぁと思った。
思うのだけれども、リングナットを外すのにはパイプレンチっていうのが昔から言われてるが、ほんとにそうカァと思う。私はここ何年もウォーヤーポンププライヤーを使って外しており、パイプレンチはまったく使っていない。だってパイプレンチだと外しにくいから。それに重たいし。ウォーヤーポンププライヤーみたいな軽いやつの方がずっといいのではないかなと思う。で、このタイプのレンチで握ればリングナットのサイズにすんなりはまるなんて言う工具があればいいかなと思う。クニペックスでそんなのがあったかなぁ。

直巻スプリング
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