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パワステホースの修理:交換完了


配管のロウ付けもばっちり、注文しておいた高圧ホースも届き、やっと今日パワステホースの交換が完了した。
ジョイントをロウ付けした配管に高圧ホースをあわせてみると、パワステポンプに繋がる側のホースが長過ぎてしまい、中間の配管を再度切断し、予備のジョイントをロウ付けし直した。パワステフルードを入れ、エンジン始動して左右にフルロックを繰り返してみてもジョイントやロウ付け部からのパワステフルードの漏れもなく、走行してのチェックでも全く問題ないようだ。随分と時間がかかったが汎用高圧ホースを使ったパワステホースの修理交換はばっちり完了した。
面倒だったのはパワステポンプ側のフレアナットの取り付けで、ちょうどよいところを探してやらないと、ナットが配管の方に噛んでしまいがちで、ちっともうまくはまらずに四苦八苦してしまった。
結局、部品代金は汎用高圧ホースを570mm、280mmの2本とジョイントが4個で5千円程。ロウ付けに使う銀ロウが1800円なので、総合計7千円ほどだ。たしかに金額的には純正パワステホースをそのまま交換するよりも遥かに安価に修理できるのだが、ホースの材質だけは流通経路の関係で純正パワステホース相当の品質とはいかないので、その点だけはしっかり認識しておき、下回りチェックする機会があればその際にはきちんとチェックするようにする必要はあろうかと思う。しかしながら、純正交換部品のメドがつかないエンジンスワップ車やすでに該当部品の生産が終わってしまったクルマにはベストな修理方法かと思う。

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パワステホースの修理:ロウ付け


純正パワステホースを使わずに汎用の高圧ホースを利用してみようということで始めた今回の作業、汎用のジョイントと純正パワステ配管とのロウ付け、なんとかうまくいきました。
利用を予定していたエアーソーがまた原因不明の故障を起こし使えず、鉄のこでえっちらおっちらジョイントのオスネジ部分を切断。純正配管を入れる為の穴をドリルで彫り込み、このようにロウ付けしてとりあえず完了。ロウ付けうまくいくかなぁと心配だった為注文を控えていた高圧ホースを後ほど注文しておこう。
純正配管を差し込む為のジョイントの穴の彫り込みには10.5mmのドリルを使ったが、どうしてもドリルのぶれがでるため純正配管の径と同じ10mmジャストか、もしくは9.5mmでもいいかもしれない。10.5mmのドリル歯であけた穴に純正配管を仮入れしてみるとちょっとがたつく、この隙間具合がロウ付けに逆に良いのかもしれないなぁとも思うがよくわからない。でもまぁ11mmとかのドリルでは絶対にガバガバになるはずなので、ドリルの作業中のぶれも考えると、ドリル径の選択は純正配管の径と同じか0.5mmプラス迄というのが良いだろう。
ちなみに使ったドリルはホームセンターで安売りしていたマキタの10mmチャックのドリル。うちのガレージではもう古株のツールだ。チャック以上にオーバーサイズのドリル歯は普通のに比べちょっと高いので、それを考えても10mm径ドリルがおすすめだ。あとドリルで穴あける時は切削油は使った方が良い。使わないとまるで火起こしのように煙がでるよ。

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