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You are currently viewing archive for September 2005進化剤とダイヤモンドナノパウダー
サムサーラから発売されているダイヤモンドナノパウダーを入手してみたのだが、中身の感じは進化剤と非常によく似ている。ベースオイルの関係からか薄炭を溶いたような感じで一見すごく黒く見えるが、ティッシュにとってみたり、缶のふちについたものを見た感じでは進化剤とよく似た色で粉っぽい感じも同じである。
サムサーラのダイヤモンドナノパウダー
ダイアモンドナノパウダーを利用した製品は探してみると結構見つかり、アッシュからも同様にDFP7というものが発売されている。このアッシュのDFP7については入手していないのでなんともいえないのだが、エンジンオイルやギアオイルでは確かなものをリリースしているところらしいので、DFP7もそうそうおかしな製品というものではないだろうと思う。
アッシュのナノテックDFP−7
ドライバッテリーの利用報告:DATALINE RS-1
DATALINE RS-1やPC680はルマンやGTカーと同じサイズらしい。毎日乗らないとダメになるとか、電力不足になるとか噂が先行しがちな小型ドライバッテリーですが、レースでもライト類、ワイパー、無線と結構電力消費してるわけで、寒冷地や電装品テンコモリの人は除いて、普通に使えるのではないかなと思います。実際、DATALINE RS-1でバッテリー上がりを起こしてしまったことはただの一度だけで、それも、利用を開始してから2年近くがたった真冬にハザードを4時間に渡り点滅させていたことによるもので、ガソリンスタンドで急速充電を行い、何の問題もなくつかっていました。この急速充電可能というのは不意のバッテリー上がりの際に非常に便利で、通常の液入りバッテリーであれば、スローでの充電を余儀なくされますが、ドライバッテリーは急速充電大歓迎とメーカーはいってくれています。おまけに軽量なため、手にもって数百メートル先のスタンドまでなんてことも楽々です。
また、エンジン不調により、1ヶ月程放置したりもしましたが、全く問題なく始動しましたし、バッテリーを交換したため、スペアとなっていたこのバッテリーを1年近く放置ののち、プラグかぶりの際に再び装着し使いましたが、新品バッテリーと遜色なく利用できました。
さらに言えば、冬になると良く広告に出てくる緊急用のバッテリースターターですが、これにはドライバッテリーが組み込まれているのです。
エンジンスワップの恐い話:インチキエンジンスワップ業者には要注意
「エンジンスワップおまかせください」には気をつけて。
もし広告につられてこのお店に作業依頼しようとしている方がいるのならば、もう一度考え直す事をお勧めします。また、色々聞いても「問題ないですよ、今までトラブル出ていませんから」という返事を聞くことが多かったように記憶しているが、これはトラブルが出ていないのではなく、トラブルが出ても私のようにあきれてしまって、このショップにフィードバックが返らないだけの話である。ネットで検索をかけてもこのショップでエンジンスワップしたという報告が見当たらない 、あるいはちょっと前迄ここでチューニングしたと書いてあったものが消され、トラブル報告に変わっている所等がみられることなどからも状況は察することができると思う。
まずいえることは、このショップでエンジンをスワップしてしまった方はじっくり何のエンジンだか調べ直した方がいいだろうということ。私もエンジンスワップ完了後にカタログや原物車両を見て歩いて初めて気付いた事なのであるが、私のクルマに載せられた1JZGTツインターボひとつとっても、ブローバイの戻り位置の違いで見る前期後期のチェックや、TRCのサブスロットルモーター部分のあるなし、サブスロットルにTRCと書かれているかETCSとなっているかという違い、冷却ファン駆動方式により異なるウォーターポンプの違い、インタークーラーへのパイピングに繋がる部分の出口の違い等様々なチェックポイントがある。
大まかですが、以下のことが、このショップにエンジンスワップを依頼した結果です。
大容量燃料ポンプに交換する際の注意
燃料ポンプの吐出量から適応できる最大馬力を求める計算式があり、吐出量/60/気筒数=馬力。(4気筒車はこれに0.666をかけるらしい)、これにあてはめると80L/Hの場合、80000/60/6=222.2psとなる。これでは1JZGTエンジンのノーマル馬力280psにもはるかに劣る。そこで1JZGT搭載車の純正燃料ポンプはどうかというと125L/H。これだと125000/60/6=347.2psとなり、ブーストアップでも足りる計算である。
もっともこの計算は特定の時点での燃料ポンプの吐出量を計算した例に過ぎない。というのも燃料ポンプは燃圧がかかるにつれ吐出量も減少していくからである。過度のブーストアップをした場合、必要な燃圧はかかったとしても燃料吐出量が足りているかどうかは、その時点での吐出量で再度計算しなければいけない。
また、燃料ポンプのメーカーや販売サイドによっては燃料ポンプの吐出量と基準電圧の表示において違いがあるので注意が必要です。GSL393という燃料ポンプを例にとると、これは一般には160L/H燃料ポンプとして販売されているが、この数値は13.5Vの場合なので、ボッシュが基準に使う12Vにあわせると135L/H(12V)燃料ポンプとなる。
これに加えて年式の古い車輌は燃料ポンプ前で電圧がしっかりかかっているか確認しておく必要がある。車の多くはレジスターあるいはフューエルポンプコントローラーといった部品により燃料ポンプの駆動電圧を段階的に増減させ、燃料ポンプ自体の作動音や稼働率を制限しているので、この電圧変動が社外の燃料ポンプの電圧特性と合わなくなり、想定した吐出性能を発揮できないこともあると考える。
ウォルブロー燃料ポンプの接続に関して
私はポンプインはAN8オスーストレートネジ、ポンプアウトは純正のバンジョーを利用するので、M12メス(カタログに明記されていないがピッチは1.5)をポンプのアウトにつけて、これにキノクニの#807002バンジョーボルトで締めている。なお、バンジョー両端のワッシャーはどちらか片側2枚使用し計3枚をつかう、両端で2枚だと漏れるので注意すること。