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アクスルシャフトとアクスルフランジの脱着に悩む


プライベートでの足回り作業の最後の難関、リアサスペンションのアクスルシャフトとアクスルフランジの脱着。整備要領書の流れを見ると、アクスルフランジを外して次にアクスルシャフト。アクスルフランジのナットについてはインパクトで外すとして、アクスルシャフトの先端を叩くのはこがさんのとこのサイトを見てみるとやはりネジ山をつぶしてしまいそうで怖い。そう考えるとまずは車載状態にしてからスライドハンマーを使わないとだめっぽい。
なんかうまく車載状態にせずとも外す方法は無いものかとネットをさまようと、AE86の人がスライドハンマーなしかつ搭載状態不問の条件でプーラーとちょっとした廃材でつくったアダプタで外しているのを発見。
これだなと思ったのもつかの間、どうもアクスルシャフトの様子がZ10系ソアラのものとAE86のものとでは異なっている。AE86のはセンターを挟んでいかにもここを使いなさいといわんばかりの穴が二つ開いているのだが、これに対してZ10系ソアラのほうは画像では隠れてるけど一つ、二つ目の穴になりそうなのは画像に見える窪んだ部分、この二つから自作アダプタを介してボルトをたてて自作アダプタをプーラーで押し込むように締め込んでやれば外れるかなーと画像を見ながら考えた。が、しかしである。

画像から見て考えてるだけではこれでいけそうだったのだが、たてたボルトの当たり場所となるバックプレートの裏は何もなくとてもじゃないがこの自作アダプタ作戦は使えないことがわかった。
となるとやはりアクスルシャフトを安全に外すとなるとスライドハンマー買うしかないのかぁ。で、外しはとりあえずこれでOKとして、次は組み込みだが、この組み込みがまたよくわからない。

整備要領書ではアクスルシャフトとアクスルフランジをとりあえず入るところまで入れて仮組し、アクスルフランジにボルト留めしたSSTのセンターシャフト(SSTのセンターシャフト先端はメスネジになってるよう)をアクスルシャフト先端のネジ部に噛ませて、フランジ側からアクスルシャフトを引っ張り込むというか両者を突き合わせるという。で、この後にアクスルフランジのナットをプレロードをチェックしながら締めるっていう流れなのだけれども、ここでわからないのが、「ナット仮締め〜シャフト軸方向にガタがあるのを確認」という部分。つまり、共にSSTやスライドハンマーで外すような部品を手前の作業でSSTでつきあわせるということは済んでいるのだから、この時点で軸方向にガタが出るものなのか?というところがわからないのだ。
おまけに私を悩ませるのが、左の組込み完了図と真ん中のつき合わせ作業の「一致するまで締め込む」のところ、一致させる位置が違うじゃん、左の画像の微妙な浮き加減はなに?と悩むのです・・・。
で、なんでこの組付けで考え込むのかというと、現在左右のリアホイールのツラ具合(ていうほどツライチ狙いではないが)が確実に5mmは異なっているからなのだ。この左右差が始まったのが、どうもリアのアクスルシャフトとアクスルフランジを一度手持ちの部品と組み替えた以降だったような記憶があり、組み込み方如何では左右差がでてしまったりするのかなぁとちょっとシビアに調べているというわけなのであります。

その後、横浜トヨペットのFさんにアクスルシャフトとフランジの突き合わせ作業について伺ってきたが、特にSSTを使わなくともアクスルシャフトを外から打ち込んでも良いし、こがさんがやられていたようにアクスルフランジのナットをしめていけば突き合わせが完了するということであった。左右ホイールのツラ具合の差に関しては、キャンバーの差が大きいように見えると指摘頂くとともに、リアサスペンションパーツの各部のずれが積み重なって現れているのではないかということであった。
さて、SSTも不要と確認できたことなので、近いうちにリアサスペンションのフルオーバーホールを作業予定に入れよう。

え~方法はいろいろ有ろうかと思いますが、大きめの一般的なベアリングプーラーを用意して、内側からシャフトを押してみる、太いボルトの頭を↓こんなカンジに削って大ハンマーでブッ叩く。(ナットは付けたまま&直に叩かないのが鉄則です)

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例えば僕であればスラハン使いますが、買うのが嫌なら不要なホイールをハブに装着して、裏側から大ハンマー2本で対角を叩くと抜けるハズです。(昔やってました)
もしもっと確実にカッコ良く抜きたい&溶接機があるなら、鉄骨を組んでアームに掛かるような治具を組み、トラック用の油圧ジャッキで打ち抜くというのもアリでしょうか。
まあAE86や僕の車のような、リジットアクスルでスラハン(またはソレに準ずる方法)しか使えないのに比べれば楽な部類かと思います。

組む場合は・・・確かベアリング間にスペーサーがあったのと、プレロードを見ろという指示がある辺り、ベアリングの嵌合がカツカツで、圧入しつつどうにかしろという不親切な設計のように思います。(^^;
今時の車なら、対になったベアリング「ユニット」を圧入するだけなんですけど、昔はそういうベアリングが無かったんですよねぇ。
現物見ないと具体的な方法が思い浮かびませんが、恐らくとりえずアウター側を組み、後はインナー側を勘で組む・・・ピンポンチでトントンと叩きながら、適正なプレロードを手で回して探るというような作業ですかねぇ。
可能であれば整備書の該当部分を見せていただければ、もっと具体的に説明出来るかも。

#明日くらいにクラウンでも入ってこないかなぁ・・・(笑
  • Z10 wrote
  • 2007年02月13日

しらいさん、こんなんなってます。
要領書にスライドハンマー使ってアクスルシャフトを外す行程があるということから、フランジ装着状態で内側からアクスルシャフトの先端をプーラーで外に押すというのは、たぶんフランジだけが内側にコトリと抜け落ちるだけのような気がするんです・・・いけるのかなぁ、確かに古賀さんも片方はトントンと軽く叩いて抜けたというし。
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