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ロアアームブッシュ交換の実験


フロントサスペンションのロアアームブッシュを交換しようととりあえずストックのロアアームで実験。左の画像が抜いているところ、右が入れているところのもの。GGTさんのところで紹介されていた方法でやってみようと始めたのだが、GGTさんが交換工具に必要なガラクタといってたものがそもそもない。そこで近所のホームセンターで買いそろえたのがこれ。ブッシュを抜くときの受けになる筒状のものは配管コーナーで見つけた。この受けになるべきガラクタが一番用意しずらいと思う。半端サイズの単間パイプでも売られていれば良いが今日は無かった。どうも鉄ものは半端ものが無い。
とりあえずこれでやってみたが、一番注意すべきところはロアアームの潰れ対策である。この潰れ対策を行わずにブッシュ交換を行おうとするとロアアームのコの字状の開きが潰れてしまい抜けやしない。今回は木片を入れてなんとか行ったが、金属のパイプ形状のものを2分割したものかもしくはコの字形状のカラーとなるものを用意した方が良い。カラーとするものは金属であれば長さ32mmでジャスト、内径は36mm程度だが、画像のように木片でやるのであれば、ジャストサイズよりもちょっぴり厚めのものを打ち込むようにしたほうが良い。木材はつぶれる。

ブッシュを抜くときにはこのガラクタツールで問題なく抜くことができる。しかし、入れる場合は新品のブッシュのゴムが潰れるのを気にしないのならば今回用意した四角いワッシャでも入るには入るが、ナットを締め込んでいってもブッシュのゴムの部分が潰れるばかりで力ばかりかかってなかなか入っていかないし、そもそもブッシュのゴムが痛むので、新しいブッシュを入れる場合はブッシュのツバ部分を押せる内径のサイズのパイプ状のカラーとなるものを用意しないとまずいだろう。
実験結果をもとに再度ホームセンターの配管コーナーへ足を運び、ブッシュのツバ部分を押せる内径のパイプ状の部品を新たに購入した。ラチェットレンチ用のソケットだと高いが、配管用の金属パイプだと安い。ちなみに配管パーツのコーナーは不人気で人がほとんどおらずものすごく寂しい。
なお、こないだ購入した油圧プレスを使っての交換もやってみたが、こちらはめちゃくちゃ楽で簡単だった。ロアアーム単体で作業するには車体からタイロッドエンドをはずすなどの前作業が必要になるが、ブッシュ交換については油圧プレスを使わなくともしっかりしたカラーとなるものが用意できればハンマーで打ち抜くことも可能かもしれない。
実験も済んだことだし、次の週末にフロントスプリング交換と一緒に新たに用意したガラクタ部品をつかってやってみようと思う。
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