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パワステホースの修理の研究-汎用高圧ホースと継手


というわけで切断、端部はロウ付けに備えてフラップホイールでサビと塗装をはがしておいた。そして純正配管を計測すると、外径:10mm / 内径:6mm / 肉厚:2m、純正パワステホースにはPST32 9 DL 02 1と記載されていた。このうち純正パワステホース記載の9という数字はホースの内径みたいだ。
さて高圧ホースについて調べてみようと高圧ホースを販売するKMTさんのウェブサイトをチェック。純正パワステホース内径からすると「名称9(内径9.5mm) ねじサイズ3/8」の IB140X210-9(内径9.5) というホースがサイズ的にはよさそうだが、両端のカシメ金具のG 3/8とかG 1/4ってなんだ?。
最初インチかと思い、内径9.5mmなのにフィッティング部分は1/4インチしかないの?とか思ったのだが、これは配管のプロの人をも惑わせる単なる規格呼称らしい。”ざつたま”さんというブログの中で同様に疑問をもたれた様子が書かれていた。配管パーツのプロフレックスさんのウェブサイトを見ると、1/4は13.157mm、1/2は20.955mm、1は33.249mmといった具合で分数計算にもあてはまらないし、もちろんインチ規格の数字でもない。こんなだから規格の出所のアメリカでも混乱してるんだそうだ。
そんなこんなで、KMTさんのサイトに掲載されているアダプタでいうと型番12-0606というD内径8mmのジョイントがドリルで穴を広げてロウ付けするには具合良さそうである。でもナットサイズが22とうすらでかいのが気になるが仕方ないか。ていうかこれしかないのかな。一つ上の1/2であればD内径が11mmあるのでドリルで穴広げなくてもいけるんだけれども、こっちだとナットサイズが27なんていうくそでかくなってしまう。
そうそう、そもそもパワステポンプ側、ラック側接続部に使えるこういった汎用ジョイント(フィッティング)がないか探したのだが、ネジがM16/1.5っていうのはないみたいだ。ねじ切り直せばこういうのもつかえるんだが、それもどうなんだかなぁと。

汎用の継手(ジョイント)につかわれるネジ規格には、プロフレックスさんのウェブサイトを見ると、ユニファイネジに9/16-18、3/4-16、7/8-14なんていうのがあって、ここだけみるとアールズのANサイズの4.6.8に相当する。で、プロフレックスさんの製品情報にあるこの平行ユニファイオネジ(でっぱりシート)×Rオネジなどはテーパー度合いも37度なので、アールズのANサイズのフィッティングに接続可能である。
がしかし、肝心のホース側のカシメ金具のほうがプロフレックスさんのところでは見当たらないのだ。ジョイントがあるのだから、たぶんあるとおもうので興味のある人は高圧ホース屋さんのウェブサイト等で調べてみてください。これがあればフィッティングはAN規格のままで、キノクニのバカ高いカシメホース等つかわなくともいける。

もっとも、今回予定するように純正配管とジョイントをロウ付けで接合してしまうのだから、ようはジョイントのネジ規格につては、高圧ホースのカシメ金具のネジ規格とテーパー角度が同一ならばなんでもよいのだ。

KMT:高圧ホース( IB140X210 内径9.5 )
KMT:NO.4用アダプター:12-0606

3/8のガス管の継ぎ手を改造して汎用ホースを使えるようにするとは・・・

今参考にして渡来しているところなのですが、継ぎ手とパイプをつなぐ所で一休み中
リョウグチ継ぎ手の片方を切り落とさない(オネジを削って)内径を拡大してスリーブ状に加工したらどうでしょうか?
内径を拡大するのもパイプの径と同じではなく少し小さくして(9.9ミリとか)当然そのままでは
パイプには入りませんけど
継ぎ手を加熱するとスリーブの内径が拡大するので
パイプに入るようになります。
冷えると元の9.9ミリに戻ろうとするので硬く勘合します。

注)9.9ミリと言うのはあくまでも例です。
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