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とりあえず快調報告とスロットル開度電圧の謎


出力電圧のチェックをしても問題はないこともあり、スロットルポジションセンサーを再調整することなく今日まで3日走ってみたが、ここまでアイドリングが低下するとか、ハンチングするとかといった交換当初に発生した問題が見られない。スロットルポジションセンサー交換前に3000回転手前でキープして走行しようとした際にでていたガクガクもまったくなくなった。

ここで疑問。
純正ECUはスロットルポジションセンサーの開度電圧をどのように判断しているのだろうか?

というのも、JZZ30整備要領書によるスロットルポジションセンサーの各端子の開度電圧の基準値はスロットル全閉時IDLは2.5v以下、VTAは1.5v以下、スロットル全開時IDLは10〜14v、VTAは3.0〜5.5vとなっている。全閉時の基準値はいいとして、スロットル全開時の基準値に幅があるのが謎なのだ。もちろん、単体点検における抵抗値からして基準値に幅があるのだから出力電圧に幅が生じて当然なのだが、だったらどうやってスロットル全開を判断しているのだろうか?
チューニングパーツメーカーからリリースされる多くのサブコンあるいはフルコンは必ず、セッティング時には最初にスロットルポジションセンサーの全開時と全閉時のスロットル開度電圧を実際にアクセルを踏んで入力させるが、手持ちのソアラの整備要領書にはECUにスロットル開度電圧を入力し記憶させるという指示がないのだ。
このことから、純正ECUはピンポイントでのスロットル開度電圧が不要というのであれば、交換後の走行によりスロットル開度電圧を学習していくのか?、そうであれば交換直後に調子が悪く、日が経つにつれ学習が進み状態が良くなったというふうにも理解できる。
それとも、あらかじめECUにスロットル全閉から全開時までの電圧の変化幅のみプログラムされていて、スロットル全閉時の電圧のみ学習し、スロットル全開を判断するのだろうか?。
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