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クランクケース内圧コントロールバルブの概要


オイルキャッチタンクの大気解放の是非やブローバイの経路といったものを調べていてたどり着いたクランクケース内圧。クランク室内圧を理想的なものにしてあげればエンジンはもっと廻るのだということに気づいた。1JZエンジンにはもともとベンチレーションバルブというものがあるのだが、これをEX側にも設置してあげたらどうなのかと考えた。で、そのクランクケース内圧をキーワードに色々調べた末に見つけたのが、その名もズバリの「クランクケース内圧コントロールバルブ」、これだ。(左の画像のはレース用12φ)

もともと単車のワークスマシンで利用されていたもののようで、一般単車ユーザーの界隈でもニュースリリースが若いためなのか、情報が少ないが、それまでのコースラインをトレースできなくなるほどエンジンブレーキのかかりが減少するといった報告があった。また、開発された永冶さんからの情報では、クランクケース内圧が高くなりやすいV型エンジン等では、クランクケース内圧コントロールバルブ装着による効果は特に顕著にみることができ、トヨタのV6エンジン搭載車への装着例等でも絶大なる効果を確認できたとのことである。ネット上で確認できたものはぱっと見なんてことのないワンウェイバルブに見えたのだが、メーカーさんに問い合わせてみると機構的にもっと凝ったものであり、しっかりと技術に裏付けされたものであることがわかった。もひとつおまけにいえば、開発された株式会社 ナグ・エスイーディの永冶さんという方も実はものすごい方であることもわかった。

クランクケース内圧コントロールバルブ 製造・開発・販売
株式会社 ナグ・エスイーディ

クランクケース内圧コントロールバルブ

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