AW11のリアショックを利用した車高調整式サスペンション
現物がないので未確認だが、AW11用ショックのボディサイズは345mmらしい。SW20用に比べて短いのだが、AW11用ショックを使う場合はストラットケースの底にスペーサーを入れて使うことにし、ここではショックアブソーバーのボディサイズを360mmとする。
ストラットケースを360mmで制作することにより、底にスペーサーを使わずに入れ、カートリッジアッパー側にスペーサーを使うようにすれば、SW20:TRD:48531-SW282(5調)と同等の157mmのストロークとすることもできる。セット例の各[ ]内数値はこの場合の計算例、残りストロークは10mm減少し、ダウン量は10mm増加となる。
なお、バネ上荷重は320kgとして計算しているとともに、以下のセット例はすべてKYBのNSC4074(SSP4074)のサイズをベースにしているが、あくまでもサイズマッチングであって、バネレートに適正なショックアブソーバーということと必ずしもイコールではなく、ヘルパー装着時は各ストロークやダウン量も変化するので注意すること。
●AW11:NSC4074(SSP4074):529-362=167 / 5kgメイン / (ヘルパー併用)
5kgスプリングを使った場合、1Gダウン量は64mm、1G時のショックアブソーバーの残りストロークは103mm。遊びなしで組んだ場合のセット長は463mmとなり、5.7cm(57mm)ダウンとなる。[ 93mm/6.7cmダウン ]
●AW11:NSC4074(SSP4074):529-362=167 / 6kgメイン / ヘルパー併用
6kgスプリングを使った場合、1Gダウン量は53mm、1G時のショックアブソーバーの残りストロークは 114mm。遊びなしで組んだ場合のセット長は474mmとなり、4.6cm(46mm)ダウンとなる。[ 104mm/5.6cmダウン ]
●AW11:NSC4074(SSP4074):529-362=167 / 7kgメイン / ヘルパー併用
7kgスプリングを使った場合、1Gダウン量は45.7mm、1G時のショックアブソーバーの残りストロークは121.3mm。遊びなしで組んだ場合のセット長は481.3mmとなり、3.9cm(38.7mm)ダウンとなる。[ 111.3mm/4.9cmダウン ]
●AW11:NSC4074(SSP4074):529-362=167 / 9kgメイン / ヘルパー併用
9kgスプリングを使った場合、1Gダウン量は35.5mm、1G時のショックアブソーバーの残りストロークは131.5mm。遊びなしで組んだ場合のセット長は491.5mmとなり、2.9cm(28.5mm)ダウンとなる。[ 121.5mm/3.9cmダウン ]
●AW11:NSC4074(SSP4074):529-362=167 / 10kgメイン / ヘルパー併用
10kgスプリングを使った場合、1Gダウン量は32mm、1G時のショックアブソーバーの残りストロークは135mm。遊びなしで組んだ場合のセット長は495mmとなり、2.5cm(25mm)ダウンとなる。[ 125mm/3.5cmダウン ]
●AW11:NSC4074(SSP4074):529-362=167 / 12kgメイン / ヘルパー併用
12kgスプリングを使った場合、1Gダウン量は26.7mm、1G時のショックアブソーバーの残りストロークは140.3mm。遊びなしで組んだ場合のセット長は500.3mmとなり、2.0cm(19.7mm)ダウンとなる。[ 130.3mm/3.0cmダウン ]
●AW11:NSC4074(SSP4074):529-362=167 / 14kgメイン / ヘルパー併用
14kgスプリングを使った場合、1Gダウン量は22.8mm、1G時のショックアブソーバーの残りストロークは144.2mm。遊びなしで組んだ場合のセット長は504.2mmとなり、1.6cm(15.8mm)ダウンとなる。[ 134.2mm/2.6cmダウン ]
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