クランンクシャフトプーリーのダンパーゴム破損
1JZGTのクランクシャフトプーリーは振動や騒音の低減の為、ベース部分とベルトが乗る山を含むサブ部分をゴムで両面接着したような構造になっている、今回のトラブルは、このサブ部分が走行中にごっそり抜けてしまったわけである。
正直なところ、このトラブルの前兆はまったく感じ取る事ができなかった。ベルト交換はすでに2度行っているが、こんなトラブルが発生する予測や情報もなかったので気に留めていた箇所ではなかったのだが、GGTさんの情報では同形状プーリーをもつディーゼルエンジンなどではたまにあるらしく、またJAYさん情報ではAE86のように普通のタイプの場合、ボルトの緩みで抜けたり、キー破損というトラブルも発生するらしい。
発生状況はというとアクセルを煽ってシフトダウンしたとたん始まった、シュコーとかシャーとかいう音がエンジンから発生し、この時点では何の音だか特定できずに、もう一度アクセルを煽るとゴットンゴトンゴトンと何かが車体の下を転がっていったのだ。この音がしてる最中も何か前走車が木材でも落とし、それが転がっているのか?という認識であったが、そのゴトゴト音が止んだ時、すごいでかいベルトのすべり音が始まった。ここで初めてプーリー関係か?と認識するにいたった。クルマを止めエンジンを見ても普通にベルトはかかっているし、何が変わっているのか判断つかなかったが、「あれ?なんかクランクシャフトプーリー小さくないか?」と(笑)。
停車直後はベルトは滑るばかりであったが、しばらくするといくらかベルトのゴムがのってきたのか山を失ったプーリーにベルトが馴染む様になり、滑り音は大きいがパワステもオルタネータも一応?利用可能で自走可能となった。
1JZや2JZを始めダンパー付き二重構造のプーリーは要注意、ベルト交換のおりチェックもしくは交換(@1万3千円)をお勧めする。
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