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パワステホースのカシメを割る


ステアリングラックのネジ山がダメになり、パワステホースをつなぐバンジョーボルトのところからのパワステオイル漏れが治まらずにおり、リコイルキットは失敗し、ジーナス GM8300でネジ山修復を行ってみたが噂ほどでもなく役立たずでダメで、とうとうえらいことになったためこれはきちんと直さないとまずいという事でしばらく修理せずにおいておいたのだ。ステアリングラック自体はそれ以前に手にしていたのだが、純正パワステホースが入手できず長く修理できずにいたのであるが、遠くは北海道のZ10ソアラが解体され、やっと純正パワステホースが入手できたので修理再開。
で、今回も純正ホースの端部を切断し汎用配管ジョイントをロウ付けして修理することにする。この修理方法はリンクサイトにもある雅屋のしらいさんに教わった修理方法なのだが、最近見つけたこちらのスギタラジエターワークスさんとというところでは、純正配管を切断せずにカシメ部分を割って純正配管の端部を取り出すようなこともされているようだ。これまでのように単に切断して使う方法でも問題はないのだが、これなら端部とジョイントの加工に長さ的な余裕も持たせられるし、高圧ホースの長さも短縮できる、なんならこれを高圧ホース屋さんに持ち込んで新たにカシメてもらうこともできるかも。というわけでカシメ部分を切断。

切断作業はエアーソーがゴミ詰まりだかなんだかで使えず、万力で固定してハンドソーで二方面からギコギコ。切断が進むと純正配管の中のキレイな部分が切れ目から見えてくるので、うっかりホースまで切断してしまうという心配はあまりないと思う。万力でしっかり固定して行えば切断作業はほんの数分で完了するので楽な作業だった。
で、こういう切断作業にはLENOXのプロツールルーブ、鉄ノコやエアーソーのブレードにぽたりと一滴、切断作業がはかどるといわれる逸品。切削油の一種で千円ほどです。ドリルで厚物金属の穴開けなんかでも、これをたらしながら行うとドリル歯が長持ちする。

:LENOXのプロツールルーブ

リコイルキット

ジーナス GM8300
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