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オイルクーラーのステンメッシュホース交換


先日のオイルダダ漏れ事件の原因となったオイルクーラーのステンメッシュホースの交換を行った。
作業をはじめたのは土曜日だがフィルターブロックに入るステンメッシュホースのフィッティングの接続にてこずってしまったのと、土日2日かけてしまうはめになった。
ステンメッシュホース破損の原因となったボディ側の突起物は、純正の配線かホースのガイド的な部品だったようでボルトで取り外しできるようにはなっていたのだが、固かった為上からエクステンションとブレーカーバーを使ってまわしてやったところ、あろうことかボルトと部品が一緒にグリンと回ったようで、その部品の方がそりあがるようにまがってしまい外せなくなってしまった。ただうまく曲がったと言おうかホースへの干渉は全く無くなった、ただ、今度はバッテリーにつながる太い配線類にあたりがちなので、余裕はあるがカバー処置をしないといけない。
さて、例のごとくステンメッシュホースはグラインダーで切断、エアーを吹いて切りゴミをとばした。スイベルシールへのステンメッシュホースの組付けは切断面が綺麗だった為かあっさり口まで入ったが、クリアランスゼロまで入れ込むのにはバイスにソケット部を挟んで行う必要があった。10番ホースのクリアランス2.4mmのとこまでホースを抜きもどし、スイベルシールを組み1インチのレンチで締め込んだ。
どこまでしめてよいのかわからなかったが、結構締めてるぞというところで問題のないホースのフィッティングとちょうど同じくらいだった。1インチのレンチは結構な長さなので締め過ぎには常に気をつけること。

以下は次回作業の為の作業手順書。

エンジン側のホースはブロックにつながずにフリーのままにしておき、横着せずに急がば回れということで素直にフィルターブロックをステーから外した状態で、下側手前の一本を除き他の3本を手で締まるところまで仮どめしてから、フィルターブロックをステーに再装着し残りのフィッティングをつけ、ここで4カ所とも本締めする。
エンジンからくる上の2本はモンキーレンチをいっぱいまで広げて使う。1インチのショートでもあればなおよい。下の2本は1インチのレンチを利用すること。なお、フィルターブロックはステーに13のボルトで固定されている。

エンジン側ブロックからフィッテングを外す際に、フィッテングと一緒にセンターナットが供回りしてしまうことがあるので注意が必要である。供回りしてしまってフィッテングのみ回せない場合は、プライヤーでセンターナットを固定しておき、フィッテングを緩める。
また、センターナットを締める際にはスペースの関係上27のソケットとラチェットでは無理がある。27のオープンエンドレンチでもスペースの関係上難しいかもしれない。メンバー前側からではセンターナットが回せない場合はメンバー後ろ側からメガネレンチを使い作業するとよいが、スターターモーターが近いのでショートに気をつけること。ディープオフセットのメガネがあるとよいかもしれない。
供回りしてしまう等の対処をして外した後では、エンジン側ブロックがフィッテングを取り付けるのに理想的な位置からずれていることがあるので、センターナットを本締めする前に、フィッテングを2本とも仮ドメしてみて、エンジン側ブロックの位置に問題がないか確認すること。
なお、センターナットは文中で27mmと書いてあるが、1+1/16インチ(26.988mm)の可能性が高いが、問題ないかな。
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