MAINTENANCE >

O2センサーの抵抗値点検とダイアグノーシス表示基準


スロットルポジションセンサーを再調整しエンジン始動してみるも、アイドリングと呼べる数値ではなく、アクセルを踏んでないと維持できない。これはスロットルポジションセンサーよりもやっぱり他の要因かと、500回転程でどうにかアイドリングを維持できるところまで暖気し、そこでISCVやO2センサーを外したりして様子をみた。ISCVはコネクタのつけ外しで変化を確認、O2センサーはん〜なんともいえない。
で、ISCV、O2センサー、クランクポジションセンサーの抵抗値を計測したが、O2センサーだけ基準値を外れていた。O2センサーの常温時抵抗値の基準は5.1〜6.3Ωなのだが、8Ωと抵抗が大きい。
で、O2センサーが悪いのかなと判断、そうと判断すれば暖気完了してしまえば結構普通に走るはずと、また周回走行に出たが、案の定なんてことなくエンジンは回り、信号待ちのアクセルオフで多少アイドリング数値に戻るのがのんびりな気もするがほぼ正常。
やはり、スロットルポジションセンサーのずれからくる、がつんと踏んだときの燃料不足発生により、O2センサーを空焼きしちゃったのかなと。
でも、ダイアグノーシスにはなんにもでない。で、O2センサーの交換を決定しちゃっていいのか?、というのも、これまでに交換したO2センサーも今日計測してみるとどれも8Ωほどであったのだが、始動時にアイドリングしないような状態は見せたことはなかったし、そもそもO2センサーはアイドリング領域でこんなにフィードバックかけるものなのか?。


O2センサーのエラーコードが出てもいいものだよなぁと、整備要領書を読んでみると、
「次の条件が60秒以上連続して成立した場合にメモリーに記憶し、IGスイッチOFFON後、再度同条件が60秒以上成立したときに表示
○水温80度以上、車速100km以下、エンジン回転数1500回転以上、吸気管圧力が規定値以上でフィードバック制御作動中に、O2センサー信号が60秒間に6回以上リッチ、リーンの反転を繰り返し、その電圧が0.35〜0.70vの時。
○+Bが10v以上でヒーターOFF時、ヒーター出力端子(HT)が1.5v以下のときに表示
」とある。
となると、ちょいのりではそうそうO2センサーのエラーコードは出力されないのかなと考えたりする。スロットルポジションセンサー交換後にバッテリーオフする前は確かにO2センサーのエラーコードが出てたのだが、これは長距離を走り巡行時間が長かったのでO2センサーのエラーコード表示基準を満たすことができたからということなのかな。

後に整備要領書を良く読で見ると、O2センサーのヒーターの抵抗値点検だった。
このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。