MAINTENANCE > メンテナンス

クラッチペダルブラケット交換


金属疲労で割れてしまったクラッチペダルブラケットを交換した。部品は幸いにも新品部品が受注生産という形で入手可能であった。
交換については室内側でブラケットを留めるナットを3つ、エンジンルーム側で1つナットを外すようになっている。修理書ではクラッチペダルブラケットから2つボルトが生えており、エンジンルーム側でナット二つで留めるようになっているが、これは絵が間違っているので注意して下さい。片方はクラッチマスターシリンダーに入れられたスタッドボルトを車室内側ナットで留めるようになっている。
注意というほどではなく個体差も多少あるだろうが、新品のクラッチペダルブラケットのクラッチスイッチが入るボルト穴のねじ山まで塗装がのってしまっているので、このねじ山の塗装を剥がしてやらないとクラッチスイッチが入っていかない。この穴はP1.25のM10ですので、タップをつかう程ではないですが、何か同サイズのボルトでもつかってねじ山の塗装をはがしてからクラッチペダルブラケットを取付ける様にした方が良いかもしれない。

前にも書いたがブレーキペダルのブラケットは生産中止になっており、クラッチペダルのブラケットについてもいずれ生産中止になると思われるので、マニュアル車のソアラにお乗りの方は早々に部品共販へ注文を入れた方が良いだろう。ちなみに私はとりあえずストック用にもう1つ購入した。
なお、GZ系とMZ系ではクラッチペダルブラケットが異なっています。MZ系クラッチペダルブラケットの購入可否については確認していません。修理書の挿絵で判断する限りではクラッチペダルの遊び調整部品がMZ系ではついているのでちょっと形が異なりますが、車室内側の取付けについては同じだと思うので部品共用はできると思われるが、そのあたりもMZ系ソアラの方は確認してみて下さい。

クラッチペダルブラケット
このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。