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チャコールキャニスターが怪しい、非常に怪しい


エンジン始動する前にボンネットを開け、キャニスターとフューエルタンクをつなぐホースを外してみたところ、ホースの方からジュルジュルジュルというような液体が噴いてきそうな音がした。キャニスターをエンジンルームから取り出してみたのだが、何となくズッシリ感があり、振ってみたが液体感はなかった。
エンジンルームにキャンスターを戻しホースを再装着してエンジン始動させたところ、アイドリングが高くなることもなく至って普通にエンジン始動した。なお、アイドリング数値ばかり見ていた為、うっかり燃圧のチェックが遅れたが、これも問題なかったような気がする。
チャコールキャニスターに関わるトラブルを調べてみると、キャニスターが経年変化等で本来の浄化性能を超え詰まるというか、本来大気解放されるべきガソリンを多く含んでしまうと、VSVが開いたときに気化したガソリンではなく生ガスがパージ経路を通じてサージタンクに吹き込まれてしまい、空燃費が過剰に濃くなったり、エンスト迄起こす事があるらしい。
こういった情報から察するにエンジン始動時に妙に燃圧が高くなるのはまさにこの状態になっているからで、これ迄の記録を見ても数日空けてのエンジン始動や、温暖な時期にアイドリング異常と併せて燃圧計の数値がおかしくなるなど、やはりそもそものアイドリング異常の諸悪の根源はチャコールキャニスターの劣化であると考えて良さそうだ。

さっそく交換といきたいが、チャコールキャニスターは生産中止になっていたので、これは流用を考えないといけない。おおよその外径サイズは120mm×90mm程なので、これにちかいサイズのものを探すか、設置場所の変更も念頭にいれておかないといけない。

未交換であったブレーキマスターバック周りのバキュームホースを交換しようと部品共販にいったが、ホースはすべて生産中止になっており、唯一チェックバルブだけ購入できた。マスターバック周りのホース装着部の径は9.5mmで、サージタンクにつながる方の径は9mmだったので、ここはしっかりしたものを利用しないといけない。7番のステンメッシュホースかサムコのフレックスホースとするだろうが、180度の曲げがあるので、最小曲げ半径に気をつけないといけない。
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