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オイル漏れはステンメッシュホースの破損が原因


昨夜のオイルダダ漏れはシリンダーブロックに組んであるオイルブロックにつながるステンメッシュホースがボディ側突起物により破損したことが原因だった。
ボディ側の突起物にあたっていたところにはチューブをかぶせてあったのだが、これを突き破ってホースに穴があき、エンジンからのアウトラインだったこともあって、ここから一気にオイルを吹いたよう、ホースにかぶせてあったチューブをガイドにしてシャーッっと吹き散らしたようだ。
オイルパンには割れ亀裂等の箇所はなく、にじみが多く見えるオイルパンシール部からはこれほど一気にオイルが漏れることもないだろうと考えていたが、ほぼ一気に油圧0となったのもこれを見てうなづける。オイルの付着箇所から見てもそれを納得させられた。

はじめに確認作業をしたときは、オイルブロックと接続されるフィッテングのところは綺麗な状態で、ステンメッシュホースが挿入されている部分あたりのオイル付着が多かったのだが、フィッティングには緩みはなくおかしいなとホースにかぶせてあったチューブをとりさるとこんな状態にステンメッシュがほつれ内部のゴム部分に穴があいていた。
もともとこの辺りの取り回しはギリギリだった気がするが、先日のオイルクーラー交換の作業の際に、このブロックにつながるフィッテングをつけ直す等した為に、ボディ側突起物にあたるようになってしまっていたらしい。
10番のフィッテングのナット部をまわすのに1インチのレンチが必要だが、手持ちの長い1インチのレンチではフィルターブロックがわの作業スペースの狭さから利用できず、今日は作業中断である。1インチのショートか、オープンエンドソケットなどがあれば快適に作業できそうである。

さて、前回のオイルクーラーコア破損にせよ、今回のステンメッシュホースの破損にせよ、オイル経路のトラブルへの現場での対処を少し考えないといけないなと感じる。
コアが破損した場合とホースが破損した場合とを考えて、トラブル箇所の手前でワンタッチでオイル経路をすぐさまUターンさせられるようなものを作っておくのもいいかもしれないし、ニップルタイプのフィッティングを用意し一時的にゴムホースを利用できるようにするとかも考えられる。
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