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You are currently viewing archive for November 2006キャスター角度の調整
なんとかもっとらくちんに調整できないかと考えたのだが、テンションロッドが短くなるような位置にナット位置を動かしておき、ピロカラーのようなものをロッドに通して初期位置(純正位置)を調整、キャスター角度を調整する場合にはこのカラーの厚み変更で調整するというのはどうだろうか。基本的には車高を落とした際に立ってしまったキャスター角度を寝かす方向に調整する場合が多いと思われるので、薄いカラーに変更してあげればテンションロッドの長さが短くなりキャスター角度をつけることができるようになるというわけだ。
この方法であればテンションロッドのナット位置を変更して行う方法よりもあらかじめカラーの厚みで変化するキャスター角度を想定し調整することが出来るので、ナットを回しすぎたとか微妙に戻してとかいうことがなくて良いのではないだろうかと思う。
こんな部品ないのかなと思ったら、厚みを変えて調整するという基本的な考え方は同じの「ハンドリング向上シムキット」というのが、すじがね君でおなじみのマルシェから発売されていた。
車両運動性能とシャシーメカニズム
初版は1994年でもう随分と昔のようにもみえてしまいますが、扱っている内容は現在主流のサスペンションまで含まれているので、今現在読んでも全く内容に古さを感じません。10年程前に買ってあった本ですが、最近はこればっかり読んでいる。
サスペンションやブレーキについてじっくり勉強したい人にはほんとにおすすめしたい。ショックアブソーバーやスプリングの選定など、クルマをチューニングする際には参考になる内容ばかり、書いてある内容は難しいことも多いが、豊富な図面や計算式もちいてとても理解しやすくなっている。何よりありがたいのは、実際の数値のはいった計算例が併記されているので内容を目で追って行くのが楽なこと。各サスペンション形式ごとにきっちり説明がされている。同内容を扱う書籍はいくつかあるが、内容の幅広さとともにその濃さ、わかりやすさ、一番お勧めできる。この本一冊でも十分かと思いますが、これと加えて、ショックアブソーバーやスプリングの選定で役立つ計算式が載っている「サスチューニングの理論と実際:野崎博路 著」も併せて読まれても良いかと思います。
セミトレーリングアーム式サスペンションとブッシュ
セミトレーリングアーム式サスペンションの場合、前後方向、横方向であろうと、応力がかかった場合トーアウトとなってしまうので、そのトー変化を抑えるためにデフマウントメンバーのクッション、コントロールアーム部とそのブッシュについては可能な限り高剛性なものにして良いとのことだが、サスペンションメンバーのクッションに関しては硬い部分と柔らかい部分の2つの方向性を持っているものでないといけないことがわかった。要はサスペンションメンバーのリジット化はだめということである。
デフマウントメンバーのクッションについては生産中止の際にはウレタンやデルリン等のものでよいとして、コントロールアーム部のブッシュも同様にウレタンやデルリン等でも良い(?)、その先をねらうならピロボールブッシュ?、ここはトー調整に偏芯ボルトがつかわれているが、ピロボールブッシュにした場合、偏芯ボルトで調整できるのか?、できるか、頭がこんがらがってきた。
でも、サスペンションメンバーのクッションがやはり一番の問題である。流用可能なものがない場合、ウレタンやデルリン等を利用することになるだろうが、これで方向性が出るのか?、またウレタンやデルリン等にゴムブッシュと同じように「スグリ」を入れて方向性を持たすことが出来るのだろうか?、ん〜悩む、またそのうちに追記修正することにする。
参考にしたのは「車両運動性能とシャシーメカニズム」という本。この本はほんとにお勧めである。いつも枕元において読んでいる。サスペンション形式毎に豊富な図解と計算式をもちいており、内容は難しいがとても理解しやすく書かれており、サスペンションをいじるのなら絶対に持っていて損はないです。
ブレーキマスターシリンダーの径とブレーキの効きの関係
単純にブレーキの効きを強くするのであれば、通説とは逆に「ブレーキマスターシリンダーの径を小さくし高圧化してやる」のだそうだ。ただ、ブレーキマスターシリンダーの径を小さくするとペダルストロークが大きくなってしまうので、ブレーキマスターシリンダーの径についてはペダルストロークの設定に使われるのみで、ブレーキの効きについては別の方法をとるということだった。
車両運動性能とシャシーメカニズムを読んで、太い注射器と細い注射器を思い浮かべてみれば、あーなるほどそういわれればそりゃそうだとなる。
このことから、ブレーキキャリパーの大型化やローターの大径化を行うことと、ブレーキマスターシリンダーの径の大径化というのはかならずしもセットとはならず、ブレーキの改造を行ってペダルストロークに問題が生じた場合にはじめてサイズ検討すべきものであった。つまりブレーキマスターシリンダーの径の大径化を求め過ぎると今度はペダルストロークがみじかくなってしまうということになるわけだ。幸い私のはちょうど良い。
参考にしたのは「車両運動性能とシャシーメカニズム」という本。この本はほんとにお勧めである。いつも枕元において読んでいる。サスペンション形式毎に豊富な図解と計算式をもちいており、内容は難しいがとても理解しやすく書かれており、サスペンションをいじるのなら絶対に持っていて損はないです。
ランプ等照明類
それに、変に色気を出してLEDランプなんか買うと暗くてしょうがないだろうと思う。LEDランプってやつは、本当に真っ暗な場所でなら威力を発揮するかもしれないが、適当に街灯等明かりのある場所でLEDランプをつけてもさして明るくならないというのが私の感想。出先ではへたなLEDランプなんかより100円ショップの懐中電灯の方が明るいと思う。
バッテリーのメンテナンス充電にバッテリードク
日本にも正規輸入販売業者を名乗るところがあるのだが、そこの販売価格が高いのなんの、なんでそんなにぼるかなぁって値段だ。おまけに在庫稀少とかわけわかんないことになってるしというわけで、本国から並行輸入がおすすめ。海外では39ドルほどで販売されており、2つ買っても送料を入れて100ドルを切る価格で購入できる。もともと100-240Vユニバーサルで、50/60MHz帯もカバーというわけでアメリカはもちろん日本全国で何の問題もなく使えます。日本の正規輸入販売業者経由で販売する物とも全く違いはない。その違いは要は保証とかあるけど、こんなの早々壊れないって。それに5倍近い価格で買ってわずかばかりの保証がついてたってしょうがないでしょ。
付属品については全く違いはなく、延長コード、シガーライターソケット用コード、ワニ口クリップのついたコネクター、丸端子のついたバッテリー常設用のコネクター等が付属しており、買ってきてすぐに使えます。
ただ、バッテリー端子に常設しておくコネクターはちょいと短い、もっともこれについても日本の正規輸入販売業者経由物も同じ,できればあと10cm程延長してあげれば、ボンネットを閉めてもグリルのところ等からコネクターが顔を出せる長さになる。
バッテリードク公式サイト
以下のサイトから簡単に海外通販可能です。クレジットカードもOK。
RideSafer Motorcycle Safety Products
Battery_Doc : RideSafer Motorcycle Safety Products
Shop on Amazon USA
さて、購入して利用し続けて今のところ2年半経過、全く壊れる様子はないです。
ヤフオクのウレタンブッシュの使用には注意が必要
以下のサイズ一覧を見ていただければわかるように、ウレタンブッシュの内径(17.3mm)と純正ブッシュカラーの外径(19.5mm)が大きく異なっており、カラーをブッシュに挿入することが出来ませんし、圧入というレベルでもないと思われます。
実際、ウレタンブッシュにカラーを入れようと万力にかけたが、無理だった。
ウレタンブッシュ内径:17.3mm 外径:50.7mm
純正ブッシュ内径:20mm 外径:46.6~46.7mm(2004/12交換品)
純正ブッシュカラー内径:16.2mm 外径:19.5mm
テンションロッド外径16mm
これは送付間違いか、制作サイズを間違えているのではとメーカーに問い合わせると、「当方のブッシュは金属カラーを使用しない前提で製作しております」とご返信を頂いてしまった。