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Category: メンテナンス
Posted by: Z10
なんだかんだと自前では一度もやったことがなかったキャスター角の調整をやってみた。
ラックに乗せた上でタイヤをジャッキアップし、テンションロッドの角度を起こしてディープソケットが楽にはまるようにしてやり、テンションロッドを留めている22のナットを外し、ロアアームに固定されている2つのナットを外した。外したテンションロッドからブッシュやカラーを外し、位置決めナットを残してこのナット面から端部までの長さを計測、94mmだった。で、このZ10型ソアラのフロントサスペンションはテンションロッドがロアアームより前につくタイプのストラット形式なので、ここが長くなるようにナットを動す、つまりテンションロッドの取付け長が短くなるようにすればキャスター角度が増す方向に変化する。固着している位置決めナットはバーナーであぶってやったら楽に固着が解けた。さて今回は以前に考えたようにカラーを入れて調整するようにしようと思って作業をはじめたのだが、近所のホームセンターで用意できたのがM16の厚さ2.6mmのワッシャだけで、あまりにざっくりおまけに数値が中途半端なので使うのをやめた。今後の調整は又何か考えるとして、今日は普通に位置決めナットの位置調整で行った。調整数値は96.6mm、ワッシャ一枚分。

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Posted by: Z10
キャスター角度の調整をしたい。純正のテンションロッドで行う場合はロッドのナット位置を変更して、単純にテンションロッドの長さを変更するのだが、このナットが固着してるんだか噛み込んでいるのだかして硬い。もう随分前、15年程前にアライメント調整の元祖的存在の東京自動車エンジンでアライメント調整を行っていた際には鉄パイプでギィギィいわせながら調整していたのを思い出す。
なんとかもっとらくちんに調整できないかと考えたのだが、テンションロッドが短くなるような位置にナット位置を動かしておき、ピロカラーのようなものをロッドに通して初期位置(純正位置)を調整、キャスター角度を調整する場合にはこのカラーの厚み変更で調整するというのはどうだろうか。基本的には車高を落とした際に立ってしまったキャスター角度を寝かす方向に調整する場合が多いと思われるので、薄いカラーに変更してあげればテンションロッドの長さが短くなりキャスター角度をつけることができるようになるというわけだ。
この方法であればテンションロッドのナット位置を変更して行う方法よりもあらかじめカラーの厚みで変化するキャスター角度を想定し調整することが出来るので、ナットを回しすぎたとか微妙に戻してとかいうことがなくて良いのではないだろうかと思う。
こんな部品ないのかなと思ったら、厚みを変えて調整するという基本的な考え方は同じの「ハンドリング向上シムキット」というのが、すじがね君でおなじみのマルシェから発売されていた。

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