ISCVのコネクタ導通点検とECU交換
1JZGTのISCVは正常であればエンジン停止時にイニシャル全開位置になるよう信号が入るので、エンジン停止させたあとでコネクタを外し、外した状態でエンジン始動すれば1300回転程で始動し、アイドリングを続けてもそのまま下がらないはずである。
このテストをしてみたのだが、エンジン停止前と変わらぬ850回転程で始動しそのままアイドリングしている。ということは停止時の全開信号が入力されておらずISCVのバルブが全開状態にないわけだ。先日のISCV単体点検での動作確認はOKなので、ECUのコネクタを外しISCVへの配線のチェックをJZA70の配線図をもとに行ったのだが、こちらも導通が確認でき正常である。バッテリーを装着しイグニッションオンでISCVのコネクタの二つのB端子にも正常に電圧が入っているので配線類はOKということになる。
となると最後の選択、ECU故障を本気で考えないといけないというわけで、ついていたガレージ八幡のチューンドECUを外し、手持ちのJZA70用のノーマルECUに交換してみた。
ノーマルECUに交換後、はじめはなかなか始動せず少しスロットルを開けて始動させアイドリングを1100回転程で維持。そろりそろりと足を離し800回転程でアイドリングをはじめた。タバコに火をつけ吸い終わろうかというあたりで550回転程にアイドリングが下がったが、ひと呼吸おいて600回転を少し超えたあたりにもどった。このまま落ち着くかと思ったが、そこから720回転を上限に上がり、5分程して700回転あたりで落ち着いた。
アイドリングだけ見ればノーマルECUに交換した状態は、とりあえず正常に見える。んー、ECU故障だったのかなぁ、とりあえずこれでしばらく様子を見ようと思う。
で、故障を疑われているチューンドECUを開けて、ビスを外して裏返しし追加基盤のあるほうもみたのだが、ECU故障でよくきくコンデンサーの液漏れだとかいう目でわかる状態は見られなかった。というか、スワップ時になんだか知らないがついてたものなので、基盤に追加基盤がちゃんとついてて変なところでほっとしてしまった。
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