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スロットルポジションセンサー再調整2


整備要領書が入手できたのでスロットルポジションセンサー再調整およびセンサー等抵抗値の点検を行った。ちなみにこの日は雨が降っていたため、クルマを下げようとエンジンをかけようとしたが素直にかからず、アクセルをあけて始動、異常に低いアイドリング(維持できない)に難儀しながらクルマを後ろにバックさせた。
スロットルポジションセンサーの点検基準値は整備要領書によると0.24mmで0kΩ(導通あり)、0.48mmで∞(導通なし)となっており、先日の再調整での方向性は間違ってはいなかったが、取り付けから整備要領書に従い再度行った。のだが、再調整を済ませエンジン始動してみるも、アイドリングと呼べる数値ではなく、アクセルを踏んでないと維持できない。なんでかなぁ。
整備要領書によると、取り付け時の調整は0.36mmのゲージを挟んだときにIDL〜E2間で導通(0kΩ)があることを確認し、そこからスロットルポジションセンサーを左回転させ導通が無くなる瞬間の位置でスロットルポジションセンサーを本締めするとある。ということは調整が終わった時点では先に記した点検基準値と合わせると、0.24mmで0kΩ(導通あり)、0.36mmで∞(導通なし)で、0.48mmでは余裕を持って∞(導通なし)になってなければいけないということか?。
他の端子の抵抗値は、Vc〜E2間は2.85〜5.35kΩ、VTA〜E2間はスロットル全開時に2.3〜8.5kΩ、全閉時に0.2〜5.9kΩ。

スロットルポジションセンサーの取り付けは色々検討しただけあってさして間違いはなかった。
整備要領書によると、シングルスロットルの場合は、スロットルボディ全閉状態で、スロットルポジションセンサーを所定の位置に対して約30度右回転させた位置でスロットルボディにはめ込み、スロットルポジションセンサーを左回転させ仮止めするとあり、サブスロットル(TRC付き)のある場合、所定の取り付け位置に対し60度〜120度右回転させた状態ではめ込み、スロットルポジションセンサーを左回転させ仮止めするとある。
整備要領書には丁寧に度数まで書いてあるが、要は元着いてた状態に近くなるようにはめ込めということ。
というのも、スロットルポジションセンサーの可動部は逆回転しないというか、ぐるんぐるん回るようにはなっていないので、おかしなはめ方をすると、回しても元着いてた状態にならずにあらぬ方向を向いてしまったりするので、すぐにわかるはずである。
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