REPORT > ツールの考察

冷却水へのオイル混入試験液


水温上昇で悩んでいた頃、AE86乗りのJAYさんのページで見つけた冷却水へのエンジンオイル混入をテストできる怪しいドイツ製の試験液。抜き出した冷却水にこの液体をぽとりと落とせば、最悪の場合液が黄色に変色するという。なんか妊娠判定薬のようなシロモノ。
使ってみたが何せ正確な利用方法がわからないので冷却水と試験液の比率を1:5〜5:5まで変えてみてテスト、その逆の比率でも行ってみた。ラジエター注水口からスポイトで3ccづつ抜き取り、試験液からも別に用意したスポイトで抜き取るという方法をとった。
試験液の色はきれいなブルーで結果からいうと色の変化はなかったので「心配なし」ということだった。冷却水の量を多くした場合でも黄色になる事はなく、冷却水のグリーン色から試験液のブルーにどちらかといえば近くなったという感じであり、どちらの配合量でも結果はマルということになったわけだ。
ボトルのシールを見ると黄色の部分に「CO2」という文字がある、CO2というと2酸化炭素か、ということはオイル混入はもとより燃焼ガスの混入をチェックできるようである。
後日にあらためて、抜き出した冷却水にガソリンやオイルをわざと混入させてどうなるかをテストしてみようと思う。


購入を考えた方へ
この商品(Liquide Indicateur:STE)はアストロプロダクツ正規扱い品ではなく、置いてるアストロプロダクツもあれば知らないところは何も知らないという状況らしく、「やる気のない支店」だと見つけてくれないと思う。そもそも名古屋店スタッフもドイツ語なので何の商品かよくわからんといった状況なので欲しい人は早めに。他にもブロックテスターなるものがあるらしいがネット上では該当する情報はみつけられなかった。
価格は写真にあるボトルが2つで3900円、名古屋店は現金書留のみの受け付けでチョっと面倒臭い。
このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。