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Category: 部品交換修理
Posted by: Z10
純正パワステホースを使わずに汎用の高圧ホースを利用してみようということで始めた今回の作業、汎用のジョイントと純正パワステ配管とのロウ付け、なんとかうまくいきました。
利用を予定していたエアーソーがまた原因不明の故障を起こし使えず、鉄のこでえっちらおっちらジョイントのオスネジ部分を切断。純正配管を入れる為の穴をドリルで彫り込み、このようにロウ付けしてとりあえず完了。ロウ付けうまくいくかなぁと心配だった為注文を控えていた高圧ホースを後ほど注文しておこう。
純正配管を差し込む為のジョイントの穴の彫り込みには10.5mmのドリルを使ったが、どうしてもドリルのぶれがでるため純正配管の径と同じ10mmジャストか、もしくは9.5mmでもいいかもしれない。10.5mmのドリル歯であけた穴に純正配管を仮入れしてみるとちょっとがたつく、この隙間具合がロウ付けに逆に良いのかもしれないなぁとも思うがよくわからない。でもまぁ11mmとかのドリルでは絶対にガバガバになるはずなので、ドリルの作業中のぶれも考えると、ドリル径の選択は純正配管の径と同じか0.5mmプラス迄というのが良いだろう。
ちなみに使ったドリルはホームセンターで安売りしていたマキタの10mmチャックのドリル。うちのガレージではもう古株のツールだ。チャック以上にオーバーサイズのドリル歯は普通のに比べちょっと高いので、それを考えても10mm径ドリルがおすすめだ。あとドリルで穴あける時は切削油は使った方が良い。使わないとまるで火起こしのように煙がでるよ。

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Category: 部品交換修理
Posted by: Z10
配管のロウ付けもばっちり、注文しておいた高圧ホースも届き、やっと今日パワステホースの交換が完了した。
ジョイントをロウ付けした配管に高圧ホースをあわせてみると、パワステポンプに繋がる側のホースが長過ぎてしまい、中間の配管を再度切断し、予備のジョイントをロウ付けし直した。パワステフルードを入れ、エンジン始動して左右にフルロックを繰り返してみてもジョイントやロウ付け部からのパワステフルードの漏れもなく、走行してのチェックでも全く問題ないようだ。随分と時間がかかったが汎用高圧ホースを使ったパワステホースの修理交換はばっちり完了した。
面倒だったのはパワステポンプ側のフレアナットの取り付けで、ちょうどよいところを探してやらないと、ナットが配管の方に噛んでしまいがちで、ちっともうまくはまらずに四苦八苦してしまった。
結局、部品代金は汎用高圧ホースを570mm、280mmの2本とジョイントが4個で5千円程。ロウ付けに使う銀ロウが1800円なので、総合計7千円ほどだ。たしかに金額的には純正パワステホースをそのまま交換するよりも遥かに安価に修理できるのだが、ホースの材質だけは流通経路の関係で純正パワステホース相当の品質とはいかないので、その点だけはしっかり認識しておき、下回りチェックする機会があればその際にはきちんとチェックするようにする必要はあろうかと思う。しかしながら、純正交換部品のメドがつかないエンジンスワップ車やすでに該当部品の生産が終わってしまったクルマにはベストな修理方法かと思う。

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Posted by: Z10
パワステホースが破損しちゃったため、部品を手配してちゃちゃっと交換といきたいところなのだが、エンジンスワップ車の悲しき性、何の車種の部品だかわからない。おまけにマッチしそうな部品が見つかったとしても雅屋のしらいさん情報によるとパワステホースは高いし入手まで時間がかかるらしい。ミスった場合は高額な不良在庫となってしまう恐れがある。となると、汎用部品を利用してなんとか間に合わせるしかないと。
幸い雅屋のしらいさんが同じようなトラブルを起こしておりその修理方法をサイトに公開されていたので、これを参考にちょっとやってみようかなと思う。
カシメされた高圧ホースの入手自体はネットでも見つけられたし、しらいさんによると高圧ホース屋さんというのはタウンページでも見つかるらしいので問題なさそう。
あとは、高圧ホースと純正部品との接続である。しらいさん方法でやるとなるとロウ付けはパワステポンプ接続部につながるところと、ステアリングラックにつながるバンジョー、2本の高圧ホースの中間となる純正パイプ両端の計4カ所。
純正パイプは硬そうなので、銅管なんかで都合の良い曲りとレイアウトにしたものを用意し、両端フレア加工してきれいにするのもありか。
ただなぁ、ロウ付け。ロウ付けは以前に興味を持ったこともあり、平板へのナットロウ付けの実験を行っているのだが、ちょっと思うような仕上がりにならなかった記憶があり、んーどうするかという状況。

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Posted by: Z10
というわけで切断、端部はロウ付けに備えてフラップホイールでサビと塗装をはがしておいた。そして純正配管を計測すると、外径:10mm / 内径:6mm / 肉厚:2m、純正パワステホースにはPST32 9 DL 02 1と記載されていた。このうち純正パワステホース記載の9という数字はホースの内径みたいだ。
さて高圧ホースについて調べてみようと高圧ホースを販売するKMTさんのウェブサイトをチェック。純正パワステホース内径からすると「名称9(内径9.5mm) ねじサイズ3/8」の IB140X210-9(内径9.5) というホースがサイズ的にはよさそうだが、両端のカシメ金具のG 3/8とかG 1/4ってなんだ?。
最初インチかと思い、内径9.5mmなのにフィッティング部分は1/4インチしかないの?とか思ったのだが、これは配管のプロの人をも惑わせる単なる規格呼称らしい。”ざつたま”さんというブログの中で同様に疑問をもたれた様子が書かれていた。配管パーツのプロフレックスさんのウェブサイトを見ると、1/4は13.157mm、1/2は20.955mm、1は33.249mmといった具合で分数計算にもあてはまらないし、もちろんインチ規格の数字でもない。こんなだから規格の出所のアメリカでも混乱してるんだそうだ。
そんなこんなで、KMTさんのサイトに掲載されているアダプタでいうと型番12-0606というD内径8mmのジョイントがドリルで穴を広げてロウ付けするには具合良さそうである。でもナットサイズが22とうすらでかいのが気になるが仕方ないか。ていうかこれしかないのかな。一つ上の1/2であればD内径が11mmあるのでドリルで穴広げなくてもいけるんだけれども、こっちだとナットサイズが27なんていうくそでかくなってしまう。
そうそう、そもそもパワステポンプ側、ラック側接続部に使えるこういった汎用ジョイント(フィッティング)がないか探したのだが、ネジがM16/1.5っていうのはないみたいだ。ねじ切り直せばこういうのもつかえるんだが、それもどうなんだかなぁと。

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Posted by: Z10
ちょいとこぎれいな配管処理をしたいなぁと思う場面で必要になるのがパイプのフレア加工だが、フレアのテーパー部の規格も30度、37度、45度とあり、アストロプロダクツとかオークションでよくみかけるフレアリングツールって言うのはみな45度フレア用だったりする。
アールズとかは37度で、私がパワステホースの修理に使った汎用ジョイント等は30度だった。
でだ、このフレアリングツールってようはパイプを挟んでぐいぐいっと押し込むと、パイプがフレア加工されるっていう道具だっていうことは見ればわかるのだが、アルミや銅パイプなら結構楽そうだけれども、純正配管のような肉厚2mmもあるスチールパイプだとやはり難儀するらしい。おまけにステンレスパイプも可能なものになると6万円くらいしてしまう。このぐりぐりってやるのに力がいるらしいのだが、こんなのプレス使ったらいけないのかなぁとおもうわけだ。
パイプを挟みこむほうと押す方が共に同じ角度でできており、きっちりセンターを押すことができれば、いいんじゃないのかなぁと思うのだが、なんで油圧プレス用のフレアリングツールってないのでしょうか。
なんなら、鉄の汎用ジョイントで37度とか、30度とか、もちろん45度をプレスでぐぐっとやってやればフレア加工できるんじゃないのかなぁとも思うわけだ。
それとも、フレア加工するのはパイプを既に何らかの曲げ加工がされた後に行うものであって、ようは現場作業的なツールなのか。
Posted by: Z10
燃料ポンプのアウト側ホースをなんとかしたい。トラブルがなければ純正部品があるうちはこれでも良いのだが、ここで使っているアルミのバンジョーボルトが問題なのだ。ブルーアルマイトのボルトがそれ。
このアルミのバンジョーボルトはキノクニの製品なのだが、とにかく弱い、ちょっとの締め加減ですぐ伸びてしまうのだ。材質からくるものなのでしょうがないのかなと思い、外したときには毎回交換しているが、外してみると穴がゆがんでいたり、伸びているのが白く変色してはっきりわかるので危なっかしくて仕方がない。
ポンプイン側は普通のAN規格のフィッティングにしており、こちらはとんと漏れ等がないので、アウト側もそうしたいわけだ。だが問題は車両側燃料配管に繋がる部分の接続、ここをうまいぐあいに変更できればいいのだがなぁ。
一旦切り落としてフレア加工するのも考えたが、パイプ外径が、アールズなんかから出てるチューブナットとスリーブに適合するサイズではないのが発覚。それならば、せっかくものにしたロウ付けテクニックを駆使してAN規格のフィッティングに替えてやるかと思うのだが、ガソリンタンクを降ろしてタンク上部からくるパイプのアッシーを外して単体で作業してやらないと危ないしという理由で足踏み。
パワステホースの修理で覚えた汎用ホースとジョイントを使った修理も検討しているが、車両側配管のネジ部の規格がはっきりせず,これも足踏みである。なんかうまいやりかたがないものか。