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Category: メンテナンス
Posted by: Z10
O2センサーを壊し、コネクタをつないだまま走行したために陥ったプラグかぶりによるエンジン不始動からやっと復帰した。
予備のバッテリーを用意し、プラグを外して1日おいておいた。翌日、フューエルポンプのコネクタを抜き燃料噴射を停止させ、プラグをはずし、アクセルは踏んだままでスターターをながまわし、燃焼室内の残存ガスをとばすことをおこなった。予備のバッテリーはここで充電料がとぼしくなり交換。燃料ポンプのコネクタは抜いたままにしておき、プラグを戻し、スターターをまわし残存ガスを燃焼させる。そしてバッテリーを休ませるために時間を少しおいたのちに再度同様にスターターをまわす。その後またしばらくバッテリーを休ませたのち、燃料ポンプのコネクタをつなぎ再度スターターをながながとまわす。でやっとかかった。
さらっと書いているが、これを4、5回繰り返してやっとである。朝9時からはじめて昼12時近くになっていた。
途中かからないのに業を煮やし、プラグを2度ほど外してみるがガソリンで濡れているような感じは全くしなかった。よくプラグかぶりのときはプラグがガソリンでビチョビチョになるといわれているのだが、全然そんな感じではなかったので、ガソリンがきていないのかもと疑ったりもした。そんなプラグの状況を見たのもあって、再度ダイアグノーシスでチェックをするとコード12、回転信号系とでた。ここでもしやよけいなところまで故障させてしまったのではないかとかなりへこむが、あきらめずに再度スターターをながまわししたところ、やっと、ほんとにやっとエンジンがかかった。

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Category: 走行中の記録
Posted by: Z10

あいかわらず始動不良が続いているのだが、どうもこれはフライホイールのリングギア部分が欠けたか減ったかしてしまったらしい。そもそも始動不良が始まったのは、クランクポジションセンサーの断線をプラグかぶりと勘違いしたために延々とスターターを長回ししてからである。
とりあえずやってみたのはマグネットスイッチ交換だが、これは無関係だった。ブラシ交換というのも考えられるが、なんか整備書を見た限りではハンダ付けが必要なような事が書いてあるので保留。
他に簡易にやれることは配線の強化だなと考え、画像のようにリレーを入れてみたのだが全く症状に変化がない。というかリレーを入れてみてもスターターの回り方も多少元気良くななったかな程度で、ま、元に戻してみれば気づくかもしれないが、始動不良の解決策にはならなかった。意に反して電気的には問題ないようである。

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Category: 部品交換修理
Posted by: Z10
ヒュージブルリンクも交換し、さてエンジン始動をとキーをひねるのだがクランキングがむなしく続くばかりでいっこうにエンジンがかからない。燃料ポンプの音もしている。おかしい・・・。悲しい・・・。
プラグカバーを外し、ハーネスを外し、ダイレクトイグニッションを外してプラグを取り出してみるとプラグに燃料がきていた気配がない、まったくない。見た目にも乾燥しており頬につけても水分を感じない、匂いもほぼない。もう一度プラグを戻し、再度長くクランキングして、急いでプラグを外してみたのだが、やはり変わらずで燃料が来ている様子がない。ネットで見つかる長期不動車の再始動にまつわる話を見ると圧倒的に多いのがガソリンタンクとラインがサビで詰まっているというもの。2008年2月にエンジンを止めて1年半、これは噂通りガソリンタンクがサビでやられているか、燃料ラインがそれでつまっているのかもしれないと燃料系統を点検開始した。
まずはガソリンタンクを燃料ゲージをはずして目視点検、ネット上の噂とは異なり、ガソリンタンクの中は全くサビもなくきれい、バッフルプレート等ピカピカで、このタンクは新品ですか?というような様子である。
中身のガソリンも同様できつい異臭もなくいわゆるガソリンの匂いと色で、長期保存からくる変質は感じなかった。
ではどこで燃料がとまっているのかと燃料ポンプの前後、燃料フィルターの直前とここまで各所つまりなし、ラインを外し、外した先をガソリン携行缶に入れクランキング。こうしてチェックするがきれいに燃料が流れている。燃料フィルターの出口チェックはフィルターを外すのが面倒なのでここでは行わず、はしょってガソリンタンクそばのリターンホースを外してチェック、ここでも問題なく燃料がリターンされてきており、燃料ラインには詰まりがないことが確認できた。というか、はなからリターンだけ確認すればよかったのかと。
となるとプラグのところで燃料が確認できないとなるとインジェクターの問題となってしまう。ここで今日は途方に暮れて時間切れ、続きはまた後日。
Category: 部品交換修理
Posted by: Z10
セルは回るがエンジンがかからないのは燃料系統の問題かと思ったが、どうもことはもっと重大らしい。点火していないのだ。なんでこんなことにと思うが、まぁヒュージブルリンク切るようなこともしたわけだしと・・・。眺めてても進展しないのでみていくことにする。
ダイアグノーシスでは14と21、14は点火信号系統、21はO2センサーからだが、21についてはなにかにつけセットでついてくるのでほおっておく、問題は14のほう。イグナイタの4極コネクタを外し、右下のGNDとアース間で導通チェック、導通はある。次に右上のB端子とアース間で電圧チェック、基準値10〜14Vだが1Vほどしかない、「電源回路不良」の判定。最初テスターを30Vレンジでみたが、このレンジだと無反応に見えるのでさらにレンジを落として判別した始末。だいたいB端子なんだから、ないならないで0Vとなるのがありがたいのだが、なんだこの1Vというのは?。
がっくりきながらも次にダイレクトイグニッションコイルにつながるコネクタのプラス端子とアース間で電圧チェック、基準値10〜14Vだが1Vほどしかない。だめ押しの「電源回路不良」の判定である。電源回路不良ってなに?、つまりは電気がまわってないということか、他の燃料ポンプとかはいい感じなのに。なぜと思いながらSTACKメーターの電圧表示でみると12.5Vとなっている。いったいどこで電気止まっちゃってるんだろうかと思いながら今日はここまで。うちの中で考えることにする。
Category: 他一般の考察
Posted by: Z10
2008年2月より2009年10月まで1年9ヶ月もの長期間、不動車と化していたがガソリンは腐らなかった。もっとも正規の品質を保っていたかどうかはわからないが、エンジンがかからないような状態にはならなかった。
ガソリンタンクも5〜10リットルほどしか入っていなかったが、タンク内はピカピカでサビ等まったく出ていないようだったし、タンク内のガソリン自体も異様に鼻にくるといわれるような異臭もせず普通のガソリン臭だった。またワニス状物質で詰まると噂される燃料ライン内もポンプ前後、フィルター前、リターンと各所外してチェックしてみたが詰まりもなく問題なし。
ネットでは1年もおくとタンクは錆びてまっか、ガソリンは腐りワニス状物質が発生し燃料ラインはどろどろという話がやたらと目についたが、どうもバイクに多いようだ。クルマでも同様のケースはみつかったが圧倒的に少ない。
なぜクルマの不動車おこしの話が少ないか、ちょっとした軒先でおいておけるバイクと異なり、クルマの場合、駐車場や車検、税金といった事の関係から1年も2年も放っておけるような条件がそろうことがあまりないようなので、長期不動車のエンジン再始動に関する話が自ずと少なくなる。
バイクの場合は不動車となるとまともにスタンド状態にあるケースの方が少なく、こけた状態にあったり、それこそ草ムラの中にあったりと放置された状態があまりに悪いことが「ガソリン腐る伝説」の理由の一つなんじゃないだろうか。思うにクルマの場合は車両の保管環境がそうそう悪くなければ、1年半くらいでエンジンがかからなくなる程ひどい状況にはならないのではないかと思う。実際私のクルマの場合がそうだったわけだし。
Category: 部品交換修理
Posted by: Z10
前日の点火系統の検査でイグナイタとイグニッションコイルのそれぞれの電圧を測ったところ1V程しかなく、電源回路不良と判定されてしまったので、配線の導通とECUの端子電圧を点検することにする。
とりあえずECUの端子とボディアース間で導通チェック、コネクタW(16極)の16番を除きすべて導通あり。(16番は配線が端子より出ているがECU配線図をみるに1JZGTでは記載がなく使用しておらず、1GG系のGーで使用とある。)
ECUの端子電圧はECUコネクタの背面よりテスターピンを差し込み計測。
電源系が集中するECUコネクタT(22極)をみると、1:BT、2:BATT、3:IGSW、12:+B、13:M−RELの5つはIGN−ONですべて12.5Vで正常。
イグナイターに繋がるECUコネクタX(26極)の17:IGFがIGN−ONで5Vもあった、1.2V以下が正常のところなので問題あり。
インジェクターのBも、イグナイタのB+も、O2センサーのBもIGN−ONで1Vしかない。イグナイタのIGFは5Vで、ECUで測ったのと当然ながら同じ。イグナイタのGNDはボディ導通ありでアースOK。ついでにダイアグノーシスコネクタのB+を測ったがIGN−ONで1Vしかない。
これに対してISCVのコネクタ2と5のBは共にIGN−ONで12.5Vきちんとある。おまけで燃料ポンプも11Vあった。
なにが原因で各所のBが1Vに落ちてるのか。JZA70スープラの配線図をみながら調査開始。

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Category: 部品交換修理
Posted by: Z10
イグニッションスイッチの直近より新たに引き出した配線や、再処理したISCVへの配線をチェックしようとバッテリーを積み、とりあえずISCVコネクタでテスターをかけたがなぜか0V。なんで?、あーそうだECUのコネクタ外してたっけ、いっけねーとコネクタを繋いだがなぜかまだ0V。あっ、リレーボックスのコネクタ入れ忘れたかなと再度チェックするも問題なし。なんで?、あーそうだそうだイグニッションオンにしないとなー、キーオンと、やっとISCVのとこは12.5Vと電圧が出た。
やれやれ。さて、ダイアグノーシスとO2センサ間はしっかり導通があるので、ダイアグノーシスのBにメインリレーのコネクタから持ってくればいいとして、肝心のイグナイタとインジェクタはどこからつなぐかなぁとハーネスをたどっていたら気がついた。
なんか1極コネクタの太い配線が外れている。その先はどこへ?とつたっていくと1本が2本、2本が4本と分岐しメインハーネスに飲み込まれている。で、外れていた1極コネクタを恐る恐るつないでみると、あらびっくり、イグナイタもインジェクターも正常に電圧がかかるようになった。
いやまいった。エンジンがかからない原因はエンジンスワップ時の配線作業で作られたコネクタが外れていたためだった。どうやら上がっていたバッテリーを外す際にターミナルをこじってこの配線をひっかけてしまいコネクタが外れたようだ。
ここ数週間配線図をおっぴろげて、あれはどこ、これはどことやって、いよいよメインハーネスに手を付けるかと腰を据えたところだったのに。なんかがっくりきた。でもまぁよかった。なんかしまらないが祝エンジン再起動である。