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フロントパイプ及びマフラーのガスケット交換


なんか最近マフラーの音が悪いし調子が今ひとつだったので、フロントパイプ及びマフラーのガスケットを交換した。チェックしてみて大正解、フロントパイプとタービンアウトレットエルボーとの間のガスケットがぼろぼろでナットも緩んでしまっており、外したメタルガスケットは地面に落としてとんっと叩いたら蚊取り線香の灰のように白くぼろぼろだった。
フロントパイプとタービンアウトレットエルボーとの間はOリングタイプの純正のメタルガスケットを使うが、キャタライザーの両端のガスケットについてはパーマテックスの高耐熱シリコンガスケット ウルトラカッパーと通常のカーボンガスケットのサンドイッチにした。
キャタライザー両端のこのやり方は前回行った方法と同じだが、今回外したところをチェックしたが排気漏れは全くなかった。とにかくガスケットとフランジの接着がよくなり、ボルトとナットを外してもキャタライザーが地面に落下せず、こじるように外したときにはガスケットが真ん中から裂けてしまう程であった。
画像では撮影の関係で黒く見えるところもあるが実際はそうではなく、排気漏れではない。前々回までは通常のガスケットのみだったためとフランジの天地両側で反りが出ているのもあって、天地方向での排気漏れがひどかったのだが今回のチェックではなんともなかった。
フランジの反りからくる排気漏れでお悩みの方には、パーマテックスの高耐熱シリコンガスケット ウルトラカッパーと通常のガスケットのサンドイッチはおすすめである。

>パーマテックスの高耐熱シリコンガスケット ウルトラカッパーの耐熱性(適用温度範囲)は-59〜371度、常温硬化(RTV)タイプとなっており、約15〜20分で初期硬化して、約24時間でゴム状(色はブラウン)に完全硬化というもの。なので、よくマフラー脱着後はエンジンをかけて排気漏れのチェックとやっている場面があるが、素直に一晩寝かせてウルトラカッパーの硬化を待った方が良いかもしれない。
耐熱性(適用温度範囲)が371度までとなっていて大丈夫と思われるかもしれないが、よく雑誌等で目にする800℃とかいう排気温度はエンジンエキマニ部分の温度なので、マフラーエンド迄その温度で排気ガスがくるわけではないので問題ない。仮に800℃の排気ガスが出てたりしたら、マフラーの出口に手なんか当てられないでしょう。

余談ですが、セメダインのスーパーXのブラックを液体ガスケットとして利用している例をネットで見つけましたが、これもなかなか高評価らしいです。
パーマテックスの高耐熱シリコンガスケット ウルトラカッパーもそうですが、両者に共通するのは硬化してもカチカチにならないという点でしょう。
なお、マフラー補修用としてガンガム等パテ系は硬化するとカチカチになってしまい、ガスケットとして利用したりすると走行時の振動等でぼろぼろと割れて落ちてきてしまうことがあるようです。

パーマテックスの高耐熱シリコンガスケット ウルトラカッパー
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